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距離を置く彼氏・彼女の心理は?距離を置く際の注意点なども徹底解説!

距離を置く彼氏や彼女は、実際にどのような心理なのでしょうか。一見、距離を置くと聞くと、別れたいのかと思ってしまいますが、そこには複雑な理由があるはずです。今回は、距離を置く彼氏・彼女の心理や理想的な冷却期間、特に女性目線で距離を置く際の注意点などを解説します。

冷却期間のために距離を置くのは別れるためじゃないはず!

「しばらく距離を置きたい」と言われてしまったら、多くの人は「なぜ?どうして?」と動揺するのでしょう。「距離を置く」という言葉の裏には別れの意味も潜んでいるためです。しかし、完璧に別れたいと思っているわけではなく、自分の気持ちの整理・見つめ直しをしたいという理由もあります。

ですから、相手が「距離を置く」と宣言した時点では、まだ気持ちは曖昧と言えるでしょう。もちろん別れる方に気持ちが傾いている場合もありますが、相手の考え方次第によっては元通り、もしくは距離を置く以前よりもさらに親密になるケースも。

しかし、相手はなんらかの考えがあって「距離を置く」と言っているので、その時点では別れたいと思っていると考えていいでしょう。

「距離を置く」は「冷却期間」と表現されることもあります。彼氏や彼女との言い争いが絶えない、ギスギスとして険悪になっているときに「ちょっと冷却期間を置こう」と用いられます。ヒートアップしてしまった仲をクールダウンさせる意味合いです。

そのため、冷却期間という言葉自体は悪い意味ではありません。お互いに冷静になろうのニュアンスが含まれているので、この言葉を言われても必要以上に落ち込まないようにしましょう。

付き合いを続けていると、さまざまなトラブルに遭遇するときもあります。そんなときは少し離れて頭を冷やすことも重要と言えるのです。

「距離を置く」と「別れる」は意味が全然違う?

「距離を置く」と聞くと「別れる」ことを連想させてしまう人もいるでしょう。確かに距離を置くことによって結果的に別れるカップルはありますし、別れを本格的に考えるために距離を置く選択をする人もいます。

しかし必ずしも距離を置くことが別れに繋がるとは限りません。そもそも距離を置くということはどういう心理や意味からくることなのか、別れとはどう違うのかについて見ていきましょう。

「距離を置く」の意味は「疎遠にすること」

「距離を置く」の意味は「やや疎遠にすること」「恋人との連絡を減らすこと」です。完全に離れてしまう訳ではないのですが、距離を置いて疎遠にするという意味合いを持っています。彼氏や彼女にこう言われてしまうと身構えてしまうのではないでしょうか。

しかし上記でも述べた通り、別れるか別れないかを決めかねている、もしくは別れるか関係を持続するかを決定する期間とも言えるのです。距離を置くことでしか見えない物、気付かない感情というものがあるので、それを見つけたいのかもしれません。

「別れる」の意味は「離れること」

一方、別れるという単語は「離れる」という意味で、関係をすっぱりと断つ意味を持っています。距離を置くはまだ猶予がありますが、別れると相手が言ったときは「もう恋人関係を清算したい」と思っていいでしょう。

完全に離れてしまうニュアンスなので、距離を置くよりも強い言葉です。もう迷いはなく、あなたとの関係を終わらせる方向に意識が向かっているため、持ち直すのは難しいかもしれません。

「距離を置く」と「別れる」は似て非なるもの

「距離を置く」と「別れる」は似ていますが、意味は少し違います。「距離を置く」は冷却期間です。恋人と距離を取り、2人の関係を見直すために用いられるものと言えます。

反対に「別れる」は関係を終わらせるために使われ、相手の気持ちが冷め切っている可能性が高いです。

「距離を置く」と切り出した彼氏・彼女の心理とは?

もし自分が彼氏から、または彼女から距離を置くと言われてしまったら…そう考えると心が締め付けられるような勢いになるものです。しかし距離を置く=別れとは限らないと知ると、気持ちもやや落ち着いてくるはずです。

彼氏から・彼女から距離を置くと言われてしまった時、そこにはどんな心理や意味が隠れているのか…いくつかその心理や意味について見ていきましょう。

彼氏・彼女が「距離を置く」と切り出した心理①:どうしても受け入れられないことがある

自分にとっては平気でも、相手にとっては「どうしても受け入れられない」と思ってしまうことがあります。恋人の短所や何気なく行う癖が、どうしても許せず受け入れられないといったケースがしばしば存在しているようです。

生活習慣や趣味といったものから、相手の口癖や食事の仕方まで、合わない部分は徹底的に合わないと言えます。なんとか受け入れよう、気にしないようにしようと思ってはみたものの、受け入れるのが難しかったのかもしれません。

とはいえ、別れを選択するほど相手を嫌っている状態ではないのです。「とりあえず離れてみて、ゆっくり考えたい」と思っているときに、距離を置くという言葉が出てくるでしょう。

彼氏・彼女と「距離を置く」と切り出した心理②:自分のことで精いっぱい

たとえば仕事で忙しかったり、悩み事があって余裕がなかったり…そんな状態の時というのは人付き合いも恋愛も疎かになってしまうものでしょう。自分にはその気がなかったとしても、必然的に時間がなくなり、精神的にも体力的にも余裕はなくなるものです。

こういった期間が長引いて彼女や彼氏と過ごす時間が減ってしまう、デートの誘いも断ることが増えてしまうと、申し訳なさや罪悪感というものが芽生えてしまうものです。果たして自分と付き合っていてもいいものか…と相手の身を案じてしまうのです。

そんな自分のことで精一杯の状態になってくると、距離を置くほうが自分も物事に集中出来て、彼女や彼氏も自分に気を取られずに過ごせるのではないかという考えに至ると言えるのです。

彼氏・彼女が「距離を置く」と切り出した心理③:他に気になる異性ができた

距離を置きたいという心理や意味には、彼氏や彼女に他に好きな異性が出来たというものもあります。恋人以外を好きになったかもしれない…そういった自分の中の感情は罪悪感を生むと同時に、自分自身を混乱させてしまうものです。

そんな状態で恋人と一緒にいたら罪悪感で胸は締め付けられていきますし、自然に恋人と気になる異性を比べてしまう自分に嫌気が差してしまうこともあるでしょう。どっちのことが本当に好きなのか、それについて苦悩し、せっかくの楽しい時間が楽しめないものになってしまいます。

そんな時には少し冷静になって自分の本当の気持ちを確かめるために、距離を置くという選択をするケースもあります。恋人とも気になる人とも距離を置いた結果、初めて自分はその時点で冷静になれますし、自分にとってどちらといるのが幸せなのかについても見えてくるものです。

彼氏・彼女が「距離を置く」と切り出した心理④:彼氏・彼女の愛情が重たすぎる

彼氏や彼女から距離を置くと切り出された時の心理や理由には、恋人からの愛情が重いと感じるというケースも挙げられます。相手の愛情が重いと感じ、それを窮屈だと感じてしまった時、人は冷静になって考えたいと思ってしまうのです。

特に束縛や嫉妬深さを感じてしまうと、こういった心理や意味から距離を置きたいと考える人は少なくありません。たとえ恋人を好きだったとしても、その愛情を自分では受け止めきれないことを感じると、もどかしさだけでなく、恋人に対しても罪悪感が生まれるのです。

また、愛情の重さに関して過去に指摘をしたことがあった場合でそれが改善されていないと、距離を置いてお互い冷静になろうと提案する人もいます。

彼氏・彼女が「距離を置く」と切り出した心理⑤:相手のことが本当に好きなのか分からなくなった

恋人のことを本当に好きなのか分からなくなってしまった…そんな心理は最も本人が困惑し、悩み、とても切ない想いに襲われることになります。そのため、こういった心理になった場合は距離を置くことで冷静になりたいと考えてしまう人もいるのです。

好きか分からなくなっている状態で恋人といるのは想像以上に厳しいものです。自分の中のハッキリしない想いとも葛藤しつつ、恋人からの気持ちを受け止めなくてはいけない、それは恋人に対しての罪悪感を膨れ上がらせ、より自分を苦しめるものとなります。

そんな心理になってしまったら、ひとまず恋人との距離を置いて自分の気持ちを落ち着かせたいと考えてしまう人が多いのです。離れてみてわかる大切さを感じられれば、冷却期間を経て再び関係が深まるカップルも少なくありません。

彼氏・彼女が「距離を置く」と切り出した心理⑥:将来のことを考えて不安になった

いくら恋人のことが好きだったとしても将来的に不安不満要素があると、彼氏や彼女から距離を置くことを提案されてしまうこともあります。特に結婚を考える年齢に差し掛かると本当にこの人でいいのだろうか?という気持ちが出てきてしまうものです。

たとえば恋人が職についていなかったり、趣味や好みが全く合わなかったりすると、将来に対しての不安は生まれてきてしまいます。そういった不安が将来への不安を煽るようになってくると、距離を置いて冷静に将来のことについて考えなくなってしまうのです。

彼氏・彼女が「距離を置く」と切り出した心理⑦:相手の距離感が近すぎて疲れてしまった

どんなにお互いを好きなカップルでも距離が近すぎてしまうと疲れてしまうことはあります。そんな疲れを感じて一緒にいることに対して辛さやストレスを感じてしまうと、距離を置いて自分の気持ちを冷静に見極めたいという心理が生まれてくるのです。

特に毎日一緒にいることが多いと必ずしも好きだと思える部分だけが目に映るわけではありません。距離が近ければ近いほど嫌なところは出てきますし、ストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。

2人でいることに対する幸せな気持ちよりもそういった疲れた気持ちが上回ってしまうと、距離を置いて少し落ち着きたいと考えてしまうのです。

彼氏・彼女が「距離を置く」と切り出した心理⑧:相手が浮気しているのを知ってしまったから

彼氏や彼女から距離を置くと言われた時、自分自身の浮気や異性との付き合い方について振り返ってみてください。浮気がバレた、またはそれを疑うような要素が出てきてしまうと、好きだからこそ辛いと感じ、距離を置きたいという心理が芽生えてしまうのです。

実際愛する恋人の浮気やそれを疑えるようなことを知ってしまった時、恋人といる時間は苦しいものになります。常に疑心暗鬼の状態になり、恋人の言葉を信用出来なくなってしまうものでしょう。

そんな状態で一緒にいても辛いばかりなので、これから自分はどうしたいのか、それを確かめるために距離を置いて冷静に考えたいと思ってしまうのです。

彼氏・彼女と距離を置く場合に注意したいことは?

距離を置くことでお互いの気持ちが冷静に見えてくるケースもありますが、距離を置く前に注意点を知っておかなくては別れる意思がなくても別れに繋がってしまう恐れがあります。

彼氏か彼女と距離を置くことを考えている人は、距離を置く前に気をつけたいことについてチェックしておきましょう。

距離を置きたい理由を素直に伝える

彼氏や彼女と距離を置く際、必ず距離を置きたい理由を素直に恋人に話すことを忘れてはいけません。理由を伝えないまま距離を置かれたら相手は困惑しますし、別れなのかもしれないと別れた気になってしまう恐れもあります。

また、スムーズに距離が置けないという場合もあります。逆の立場で考えてみても急に恋人が理由は言わないけど距離を置きたいと言われたら納得出来る人は少ないでしょう。

まだ別れるとは断言出来ない状態で距離を置きたいのであれば、誤解のないように、そしてしっかりとお互いに冷却期間を置けるように理由は必ず話しておきましょう。

期間を予め決めておく

距離を置く場合、冷却期間はどのくらいの長さになるのかを予め決めておくようにしましょう。距離を置く期間がどの程度なのかわからないと、最悪そのまま自然消滅となってしまう恐れもあります。

目安としては喧嘩ならば1,2週間程度、自分の気持ちや距離の近さが原因ならば2,3ヶ月くらいがおすすめ。この期間ならば自分の気持ちを整理したり相手の大切さに気づけたりするのに丁度良いと言えます。

期間中のルールを決めておく

距離を置くというのは曖昧なもので、ルールを決めておかないと冷却期間中なのに新たなトラブルや心配事が増えてしまう可能性も出てきてしまいます。そのため【連絡頻度】【異性との交友】【冷却期間中に考えること】については最低限ルールとして決めておくのが良いでしょう。

特に連絡頻度は下手に制限してしまうとお互い素直になれない場合もあるため、ある程度の連絡頻度は設けておいたほうが良いでしょう。また、浮気や別れの心配を必要以上に煽らないためにも異性の友人との交友ルールについても決めておくのがおすすめです。

冷却期間中も距離を置いているだけで付き合っていることには変わりありません。お互い無理のないように、そして傷つけたり誤解を生んだりしないようなルールを決めておきましょう。

別れの可能性があることを忘れない

わざわざ距離を置く際に恋人に対して伝えておく必要はありませんが、距離を置くということは別れる気がなくても別れの可能性が少なからずあるかもしれないということを忘れてはいけません。たとえ自分から距離を置きたいと提案をしたとしてもです。

冷却期間というものは自分だけのものではありません。相手にも当然あるもので、その期間中に恋人も様々なことを考えたり悩んだりして、今後のことについて考えるでしょう。その考えの先に別れを考える可能性もゼロではないのです。

距離を置く理由によってはお互いの大切さに気づけることも多いため、必ずしも別れるとは限りません。それでも距離を置くことを選択する以上、別れる可能性について目を背けないようにしましょう。

距離を置く冷却期間はどのくらいが理想なの?

距離を置くといざ決めたとして、どの程度の冷却期間を設ければいいのか悩むものでしょう。どのくらいの期間を置くか考えておかないと自然消滅や、お互いモヤモヤとした期間を過ごす恐れも出てきてしまいます。

意味のある冷却期間を設けるためにも、理想の期間の目安について見ていきましょう。

些細なことなら1,2週間

些細なことで距離を置きたいと思う瞬間もあるでしょう。喧嘩をした時、何か許せないことがあった時、感情が高ぶっていて今は顔も見たくないし会いたくない…そんな状態ならば1,2週間くらいの冷却期間がおすすめです。

1,2週間もあれば高ぶった感情は落ち着いてくるものです。距離を置きたいと考えた時の自分の感情の高まりがかなり大きいものであり、なおかつ理由にしても些細なものだと感じるならば、1,2週間を目安に距離を置いていきましょう。

自分の気持ちを確かめるなら3ヶ月前後

自分が恋人を好きなのかどうかわからなくなったなど、自分の気持ちを確かめたいことを目的に距離を置くことを考えるならば、3ヶ月前後の冷却期間を設けるのが理想です。

3ヶ月前後は長く感じてしまうものですが、自分の気持ちを落ち着かせたりやりたかったことをやったりしていればあっという間に1ヶ月2ヶ月は過ぎていきます。恋人がいない生活を楽しく感じてしまうこともあるのです。

しかし3ヶ月ほど経てば恋人がいない生活に対して何らかの感情が芽生えてくるはずです。その時寂しい、会いたい、そう思うのであれば、それが正直な自分の気持ちなのでしょう。

仕事などが理由の時などは臨機応変に

仕事などが忙しくて距離を置くことを提案する場合は、その物事に沿った冷却期間を設けることが良いでしょう。たとえば大きなプロジェクトがあって3ヶ月は忙しいとわかっているならば、3ヶ月は距離を置くことにするとお互いにスッキリとした付き合いが出来るはずです。

こういった理由で距離を置く場合は自分たちの関係ではない他のことが理由や原因になっているため、冷却期間というよりかはお互いを応援する期間のように捉えてみると、不安などに駆られないためおすすめです。

忙しくて時間が取れない側も時には連絡を取ったりして距離を保っていけば、距離を置いた後はよりお互いへの理解や信頼性が深まり、よりより関係を築いていけるでしょう。

浮気が理由ならば半年以上が理想

距離を置く理由が浮気や異性の存在に関することならば、半年以上の冷却期間を設けるのが理想だと言えます。特に浮気の場合、たとえ相手が謝ってきたとしてもすぐに許してしまえば相手は反省しませんし、また同じようなことを繰り返すリスクがあるからなのです。

半年の中で自分の本当の気持ちを確かめると共に、恋人にも彼氏や彼女の大切さについて振り返ってもらいましょう。また、半年間の間に浮気のようなことをするのであれば、それが恋人の本音や誠意の程度だと言えます。

浮気などは許しても本当に反省しなければまた繰り返すものです。いい機会だと思い、本当に付き合っていて大丈夫なのかどうか半年以上の期間をかけて見定めてみると良いでしょう。

距離を置く彼氏・彼女が別れる確率はどのくらい?

距離を置く彼氏や彼女が別れる確率はどのくらいなのかについても見ていきましょう。ある程度の確率がわかっていれば、辛くても覚悟や心構えというものは出来てくるものです。

約80%のカップルが別れる

距離を置くことを選択したカップルは、なんと約80%は別れると言われているようです。実際距離を置く=別れを連想させる人も多いため、距離を置くと言われてしまえばお互いに別れについて考えてしまうのかもしれません。

ただし別れについて考えていたとしても冷却期間中を上手く使い、お互いの信頼関係を修復したカップルも約20%いるのも忘れてはいけません。

別れる確率は距離を置く理由にもよる

距離を置く理由や意味がいくつもあるように、理由によって別れる確率というものは変わってくると言えます。

たとえば浮気などの別れを即座に考えてしまいそうな理由ならば、別れる可能性はかなり高く考えてしまうものでしょう。一時的な忙しさで距離を置くというのであれば、浮気と比べて別れる可能性について考えるのはそこまで高くなっていくものです。

別れる確率は距離を置く理由や意味、また日頃どういった接し方や付き合い方をしていたのか、お互いの相性によって変わっていくと言えます。

特に男性が「距離を置く」と言う意味は?

「距離を置く」という意味は、男女によって考え方が違うとも言われています。そのため異性の距離を置く意味についてある程度知っておいたほうが、2人の今後についても、また距離を置く意味についても考えられるようになっていきます。

男性は距離を置くということに対してどんな意味を考えているのかについて、いくつか意味や心理を見ていきましょう。

別れたい気持ちを察してほしい

男性は別れたい気持ちがあったとしても彼女を傷つけてしまうことを恐れ、別れ話が出来ないと考える人が多いのです。男性にとって付き合っていた彼女を泣かせるのは心苦しいことであり、出来れば避けたい瞬間だと考えている人が多いのでしょう。

そのため、別れ話をするのが怖い、でも別れたいからその気持ちを彼女に察して欲しいという心理から距離を置きたいと提案することがあります。距離を置くことで彼女から別れを告げてくれないかと期待しているのです。

彼女に変わってほしいところがある

彼女のことは好きだけど直してほしい部分がある、そういった心理があると彼女に変わって欲しいという意味も込めて距離を置くことを提案する男性もいます。一種の試練やチャンスを彼女に与えているというニュアンスだと言えるでしょう。

これは付き合っていく上で苦労をするから、という意味も含まれていますが、距離を置く期間の中で彼女は彼氏である自分のために変わってくれるだろうか…という期待の意味も含まれています。

自分のためにも、そして付き合っていくためにも変わってほしい…好きだからこそそう思い、別れのリスクを犯しながらも距離を置くという賭けに出る男性は多いようです。

冷静に自分の気持ちと向き合いたい

冷静に自分の気持ちと向き合いたいと考える時に距離を置くことを提案する男性もいます。この意味に関しては男女共通なので、女性の多くも共感出来る理由でしょう。

好きな気持ちがわからなくなった、距離が近すぎて気持ちを見失いそうになった…そうなった時に冷却期間を置いて彼女への本当の気持ちを確かめたいと思うのです。

自然消滅を狙っている

先述したのにもあるように、男性は別れ話をするのが苦手な人が多いようです。女性も得意ではありませんが、別れに関しての決断力は女性のほうが勝っていることが多く、男性は傷つけることや泣かれることを避けるために、なかなか別れ話を言い出せない人は少なくないのです。

そのため、距離を置くことによって自然消滅を狙う男性もいます。距離を置く中で次第に連絡頻度を減らしていき、自然に別れを狙う…そうすれば別れ話をする必要もなければ、彼女が悲しむ姿を見なくても済むため、ある意味都合のいい別れ方になっているのです。

新しい彼女が出来るまでキープしておきたい

特に恋愛体質、または寂しがり屋の男性に多い心理や意味なのが、キープとして距離を置きたいというものです。彼女という存在がいなくなるのは嫌だけど都合の良い時だけ遊びたい…そんな心理や意味で距離を置くことを提案する人もいるのです。

そのため新しい彼女が出来た場合には距離を置いている最中に別れを告げてくる人もいます。中には都合よく距離を置く=別れた、と解釈をして別れた気になっている人もいるため、浮気性の男性には注意が必要です。

彼氏から「距離を置く」と言われたら?

実際に彼氏から「距離を置く」と言われてしまったら、彼女はどう対処をし、冷却期間中どのように過ごせばいいのでしょうか。

ただ悩むだけでは状況を打破出来るわけではありません。彼氏から距離を置かれたらどうすればいいのか、してはいけないことや、過ごし方について見ていきましょう。

必要以上に連絡をしない

彼氏から距離を置くと言われてしまえばショックのあまり、相手の気持ちを取り戻そうと頻繁に連絡してしまう人もいるでしょう。しかしこの行動は逆効果であることが多く、別れに繋がってしまう恐れがあります。

距離を置くというのはお互いに連絡を必要以上にしない、冷静に自分の気持ちに向き合うための期間です。その期間中に必要以上に連絡をしてしまえば冷静になりたい彼氏の邪魔になり、さらには考えるべきことを考えていないと思われてしまうのです。

予め連絡頻度のルールについては決めておく必要がありますが、必要以上に連絡はしないこと、むしろ自分から連絡は一切しない気持ちで冷却期間を過ごすようにしましょう。

反省すべき点はしっかりと反省する

彼氏から距離を置こうと言われたということは、彼女である貴女に対して何らかの不満や不安があるということにもなります。そのため冷却期間中、反省すべき点はしっかりと反省し、必要があるならば努力をして改善していくことが大切です。

先程紹介した男性心理の中にも「彼女に直して欲しい部分がある」というものがあるように、彼氏は冷却期間中に変わってほしくて期間を設けた可能性があります。その期間の中で何も変わらずにいるならば、彼氏は失望し、別れについて本格的に考えるでしょう。

恋愛以外の楽しみを見つける

彼氏から距離を置くことを提案されてしまったら色々な気持ちで混乱し、気持ちが沈んでしまう人も多いでしょう。確かに愛する彼氏から距離を置こうと言われることは悲しく、そして何よりも恐ろしいことです。

しかしそんなネガティブな気持ちを引きずってしまえば周りが見えなくなり、考えるべきことを考えられない、やるべきことが出来ないことに繋がり、彼氏から失望されてしまう可能性も出てきてしまいます。

考えるべきことを考える必要はありますが、必要以上に恋愛や彼氏について考えればネガティブ思考になってしまうものです。恋愛以外の楽しみを見つけてリラックスしながら冷却期間を適切な過ごし方が出来るように環境を整えていきましょう。

実際に距離を置いてどうなったのか?

最後に距離を実際に置いたカップルはどうなったのか、成功パターン、そして失敗パターンをいくつか見ていきましょう。

距離を置くというのは様々な可能性、そしてリスクが潜むものです。2人のより良い関係を築くために、またはお互いに納得出来る結果に繋がるように、成功パターンと失敗パターンを参考にしていきましょう。

実際に距離を置いて失敗したパターン:相手に求めすぎてしまった

恋人と距離を置くことで失敗してしまうパターンはいくつかありますが、比較的多いと考えられるのが「相手だけにいろいろと求めすぎて失敗」のケースです。たとえば、自分から「距離を置く」と言い出し、相手からの反応を求めてしまうというものです。

「距離を置いている間、連絡が欲しい」、「恋人ならデートの誘いやメールをくれるはず」といった理由が挙げられます。本来、冷却期間は相手との接触をなるべく避けるもので、相手からのアクションを期待するべきではありません。

淡い期待であればいいものの、その不満や不安をダイレクトに恋人へとぶつけてしまうと、恋人の心が離れることが決定的になってしまうでしょう。実際に距離を置いている最中、「冷却期間だってわかってるけど、どうして連絡をくれないの?」と恋人を責めるような言い方をして、恋が終わってしまった人もいます。

実際に距離を置いて失敗したパターン:他の異性に心変わりされた

距離を置く理由にもよりますが、距離を置くということはお互いの気持ちを冷静に考えられる期間になります。大切さに気づける場合もありますが、時には他の異性との関わりの中で恋人と比べ、他の異性に対して心変わりさせるケースもあります。

この失敗ケースは特に【距離を置くことを提案した側】が振られることが多いのも特徴です。距離を置くことを提案した側はどこか心の中で恋人が「自分のことを好きでいてくれるだろう」という慢心した気持ちが出るもので、油断が生まれ、それは恋人にも少なからず伝わるのです。

実際距離を置こうと言われた側はショックで期間中酷く落ち込むことも少なくありません。そんな傷心中に他の異性に優しくされてしまえば、距離を置こうと言ってきた恋人よりも魅力的に感じてしまい、心変わりしてしまうことがあるのです。

実際に距離を置いて成功したパターン:自分の時間を充実させていた

実際に距離を置いて成功したパターンの中には、自分の時間を充実させていたというものがあります。一見冷却期間中なのに相手のことを考えていないように思えてしまいますが、実は成功の鍵を握る過ごし方になっているのです。

距離を置く理由にもよりますが【距離が近い】【愛情が重い】【仕事で忙しい】などの理由だと、恋人のことを考えるあまり不安な気持ちに駆られてしまうことに繋がります。それが視野を狭め、自分本意な考えを作る要因になります。

自分の時間を充実させることはそんな自分を落ち着かせ、客観的に物事を見れるように正すことに繋がるのです。程よい距離感を保てるようになち、なおかつ恋愛ばかりに目を向けない…それはお互い心地よい距離感で付き合っていける鍵になっていくのです。

距離を置いて成功するカップルだっている!

距離を置く=別れる確率は確かに高いものですが、距離を置く期間やルール、やるべきことなどをわかっていれば距離を置くことでより親密になるカップルもいます。距離を置くことはお互いのためにも繋がるため、必要だと感じた時にはやってみてはいかがでしょうか。

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