2018/12/27
新川理沙
2018/11/08 更新
好きな人や大切な人から突然よそよそしい態度をとられたらとてもショックですよね。そこで今回はよそよそしいという意味や特徴や心理、そしてよそよそしい態度をとる人への対処法・付き合い方をご紹介します!これを読んでよそよそしい人と上手に付き合いましょう。
仲良くしようと思って近づいてみたら素っ気ない返事をされた、よそよそしい態度をとられた。あるいは親しい人が急によそよそしい態度をとるようになった。
こんな経験がある人は少なからずいるのではないでしょうか。
自分は親しくしているつもりなのに相手によそよそしい態度をとられたら不愉快になりますし、落ち込みますよね。
相手の心理や考え方がわかれば不愉快な思いをせずに付き合っていくことができるはずです。
そんなよそよそしい態度をとる相手とどうすればうまく付き合えるのか、心理や特徴を解説しながら考えていきます。
「よそよそしい」とは、「親しみをみせない」、「他人行儀だ」という意味の言葉です。
親しいはずの人が知らない人を相手にするような態度を見せる際などに使われます。
例えば、今までタメ口で話していた人が突然敬語を使うようになったときの態度が「よそよそしい」態度になります。
「よそよそしい」とは漢字で「余所余所しい」と書きます。
「余所」は「他所」とも書き、自分とは関係ない事柄であることを示す言葉です。
この「余所」に形容詞として「しい」を付け加えた言葉が「よそよそしい」となります。
形容詞とは「悲しい」や「嬉しい」のように人やものの状態をあらわす言葉です。
つまり「よそよそしい」とは、直訳すると「自分とは関係ない状態である」という意味になります。
なので、よそよそしい態度とは「自分とは関係ない状態であるという態度」のことです。
もっとも覚えやすく簡単な「よそよそしい」という意味の英単語は「cold」です。
本来「冷たい」という意味を持つこの英語は「冷たい態度」=「よそよそしい態度」を表す際にも使われます。
他人行儀で冷たい態度をイメージすると覚えやすいでしょう。
「冷淡な」、「つんとした」という意味を持つ「standoffish」には「よそよそしい」という意味もあります。避けているという意味の強い「cold」よりも素っ気なく他人行儀な、親しみの感じられないイメージの英語です。
仲良くするつもりがない、無機質な態度というイメージで覚えるとよいでしょう。
よそよそしい態度をとる人の中には、そもそも人と関わること、コミュニケーションをとること自体を苦手に思っている人がいます。
そういった人の多くは他者とのコミュニケーションの距離をはかることに慣れておらず、相手と自分との間に壁を感じてしまうのです。
壁を感じている人は相手と距離を縮めることを躊躇するため、自然とよそよそしい態度をとってしまいます。
人が苦手でよそよそしい態度をとる人は周囲の殆どの人から「あの人はよそよそしい態度だ」という評価を受けていることでしょう。
「好き避け」とは好意を持っている、好きだからこそ素っ気ない態度をとってしまうことを言います。
好き避けしてしまう人は好きな人に好意を知られることが恥ずかしいと思い、好意を隠すため好きな人にだけよそよそしい態度をとってしまいます。
特定の人にだけよそよそしい態度をとる人は「好き避け」が原因の可能性があると覚えておくとよいでしょう。
相手を嫌いと思っているとき、どうしても嫌いという思いが態度に出て「よそよそしい」態度をとってしまう人がいます。
過去にあった出来事やそもそも性格・考えが合わないと思っているため、嫌いになりよそよそしい態度をとってしまうことが考えられるでしょう。
好き避けと同様特定の人にだけよそよそしい態度をとる人は嫌いだからという理由が可能性として挙げられます。
好き避けと見分けるためには、嫌われる要素があるか思い返してみるとよいでしょう。
今まで親しくしていたのにも関わらずよそよそしい態度をとる人の中には、隠し事があったり、相手との約束を破ってしまったことを理由によそよそしい態度をとる人がいます。
罪悪感や隠し事がばれてしまうのではないかという不安から、距離を置きたくなってしまうのです。
人付き合いが苦手な人はコミュニケーションの距離感がつかめず、ついついよそよそしい態度をとってしまいがちです。
そういった人は自分と相手の親しさがどれくらいなのか測ることに慣れておらず、どのような態度でコミュニケーションに望めばいいかわからずに戸惑っていることが多いです。
感情ではなく個人の性格の問題であるため、特定の人ではなく多くの人に同じようによそよそしい態度をとっているかと思います。
挨拶を交わすけれどプライベートの話はあまりしないという人でよそよそしい態度をとる人が居た場合、距離感がつかめないことが理由だと考えられるでしょう。
そもそも自分は親しいと思っているけれど相手はそう思っていないため、よそよそしい態度をとられていると感じてしまう可能性があります。
例えば、年上の親戚の方と会ったときを想定してみましょう。
相手は自分の子供時代を知っているため親しく話しかけてくるけれど、自分は子供時代にあったその人のことをよく覚えていない。
すると、つい敬語で畏まった話し方をしてしまうのではないでしょうか。
このように、お互いの親しさの認識に差があるとよそよそしい態度をとってしまうことが考えられます。
自分が親しいと思っている相手がよそよそしい態度をとる人だと気になる場合、自分と相手の親しさの認識を確かめてみるとよいでしょう。
よそよそしい人の言動の特徴として多いのは、会話を早く切り上げようとするというものです。
これはどのパターンのよそよそしい態度をとる人にも多くあてはまる特徴です。
よそよそしい態度をとる人はそもそもコミュニケーションに対して消極的な傾向にあるので、コミュニケーションの代表である会話を長く続けることを避けようとするのです。
コミュニケーションに消極的という理由以外にも、好き避け・嫌い避けどちらの可能性も考えられます。
特に露骨に距離をとるタイプのよそよそしい態度の人は理由の見分けがつきにくいので、よそよそしい態度にショックを受けるより先によく理由について考えてみるとよいでしょう。
コミュニケーションに対して消極的な傾向にあるよそよそしい態度をとる人は、基本的に自分から積極的に動こうとはしません。
積極的に動くと人とのコミュニケーションの機会が増えてしまうため、よそよそしい態度をとる人は自ら積極的に動こうとしないのです。
この行動は特定の相手だけによそよそしい態度をとる人と多くの人によそよそしい態度をとる人とで頻度が分かれます。
特定の相手にだけよそよそしい態度をとる人は、特定の相手に関わる場合にだけ消極的になることが考えられるでしょう。
よそよそしい態度をとる人の特徴3つ目として挙げられるのは、「人との距離を離す」です。これはコミュニケーションや心理的距離だけでなく、物理的な距離に関しても現れる特徴です。
よそよそしい態度をとる人は自分が人との接近が許せる距離(パーソナルスペース)が広く、その距離の中に人を入れることを拒みます。
人と近づくことを拒む原因は相手にある場合も、その人自身にある場合も考えられます。どうしてその人がよそよそしい態度をとるのかによって理由は変わってくるので、よく見極めることが大切です。
よそよそしい態度をとる人と話しているとき、向かい合っているのに相手と目が合わないと感じたことがあるのではないでしょうか。
よそよそしい態度をとる人はコミュニケーションを苦手、避けたいと思っているため会話の際に目を見ることを避けるのです。
コミュニケーションを避ける以外の理由では、目を合わせると緊張してしまうからという理由も考えられます。
相手に好意を持っているからこそ目を合わせにくいという好き避けのパターンも考慮して相手の様子を見守ってみましょう。
よそよそしい態度をとる人は会話をしていて質問を投げかけた際など、当たり障りのない答えで会話を誤魔化すことがあります。
明確に答えると会話が長引いたり、さらに質問を投げかけられる可能性があるためです。
会話を長引かせたくないと思っていたり、聞かれたら困ることを抱えている人に多い特徴です。
よそよそしい態度をとる人は愛想笑いでその場を切り抜け、会話を長引かせないようにすることが多いです。
笑顔は最も当たり障りのない返答であるため、よそよそしい態度をとる人でなくとも苦手な話題の際などには愛想笑いで切り抜けた経験があるのではないでしょうか。
愛想笑いは人が持つなかで一番無難な会話を回避するための手段だからこそ、よそよそしい態度をとる人は愛想笑いをすることが多いと言えます。
よそよそしい態度をとる人はどのような理由があれ、コミュニケーションに消極的で会話を避けたがる傾向にあります。
そのため自分から会話のきっかけを作ろうとしません。
よって滅多に自分から話題を振ることがないのがよそよそしい態度をとる人の特徴の一つです。
長い返答をすると会話が長引く可能性があるため、よそよそしい態度をとる人は短い返答で会話を切り上げようとする特徴があります。
また、会話を長引かせたくないという理由以外にも、どのような返答をすればいいか困って短い返答をしてしまう人もいます。
よそよそしい態度をとる人に多く見られる特徴の一つとして、「進んで挨拶しない」というものがあげられます。
会釈はするけれど声を出しての挨拶はしない、という場合もあります。
むしろこの特徴にあてはまる人に対して、多くの人はよそよそしい態度をとる人だと感じるのではないでしょうか。
よそよそしい態度をとる人は人と接点が増えることに消極的です。
そのため、自分の連絡先を教えることを避けるという特徴がみられます。
連絡先を交換しようと提案したとき、困ったような表情を見せるという場合も考えられるでしょう。
約束を破ってしまったときや、隠し事があるときなど、後ろめたいことがあるとき急に態度がよそよそしくなる人がいます。
今まで親しくしていたのに急に避けられるようになった、会話が減ったなどの心当たりがある人は後ろめたさが原因かもしれません。
後ろめたさが原因でよそよそしい態度をとってしまう人は、後ろめたいと思った原因が明確に存在します。
思い当たるがあるならば話題を降ってみて、その時の反応をみることで判断ができるでしょう。
性格的に合わない相手や苦手な相手とはあまり仲良くしたいと思わないのは、多くの人に共通することかと思います。
よそよそしい態度をとる人は自分と会わない相手とは仲良くしたくないという気持ちが強い可能性があります。
人とのコミュニケーションがもともと苦手だったり、自分に素直な人はとくにこの理由が当てはまる可能性が高いです。
性格的な問題だけでなく、相手と過去に何かあった場合なども好かれたくないという思いからよそよそしい態度をとることが考えられるでしょう。
趣味が合わなかったり趣向が反対だという相手とは、好かれたくないことが理由でよそよそしい態度をとられている可能性を考慮しましょう。
いわゆる「好き避け」の原因の多くは、「好意を知られたくない」というものです。
人に自分の好意を知られるのが恥ずかしい、好意に対して嫌な顔をされることが怖いという思いから好意がばれないようについ素っ気ない態度をとってしまうのです。
このケースでは好意を知られたくはありませんが、嫌われたくないという葛藤を抱えている人が多いです。
よそよそしい態度をとってしまうことに後悔を感じている人も多いと考えられます。
もし相手が好き避けでよそよそしい態度をとっていると考えられる場合には、あえて優しく接してみるとよいでしょう。
相手がその優しさに嬉しそうだったり、お礼を返してくるのであれば好き避けであると判断することができます。
人との親しさを測ることが苦手な人の多くは「態度に迷っている」という理由でついよそよそしい態度をとってしまいます。
急に親しげに話しかけて相手に不快な思いをさせてしまわないかと心配なのです。
また、相手が自分が思っている以上に相手が親しげに接してくることに戸惑っているというケースも多く見られます。
今一度相手と自分の親しさを測って、接し方を見直してみるとよいでしょう。
そもそも話下手や自分のプライベートな話をすることに気が引けるという理由でよそよそしい態度をとってしまう人もいます。
会話やコミュニケーション自体が苦手ということになるので、周囲の多くの人にほぼ常
によそよそしい態度をとっている人はこのケースに当てはまるのかもしれません。
一定以上に親しいと思っている相手や、長く付き合っている相手ともうまく話すことができないと感じている人もまたこのケースである可能性が高いです。
会話自体が苦手でよそよそしい態度をとってしまう人は、自分が会話に参加することで場の空気を乱してしまうことや相手に不快感を与えてしまうことに不安を感じています。
聞き役に徹している場合も多いため、ますますよそよそしい人だと思われてしまいがちなのも特徴の一つです。
「会話自体が苦手」の項目でもご紹介したように、話下手や自分のプライベートに対してコンプレックスがある人はよそよそしい態度をとってしまう場合があります。
その中でもコミュニケーションが苦手なわけではないが、なんとなく話題を掘り下げるのが苦手に感じる人はなにかにコンプレックスがある可能性があります。
また、コンプレックスがあるせいで自分に自信がなく、人と触れ合うこと自体に消極的になってしまう人もいるでしょう。
親や長らく付き合っている友人など、自分のコンプレックスについて知っている、受け入れてくれる相手となら問題なく話せるのがこのケースに当てはまる人の特徴です。
そのため、一定以上親しくなったりコンプレックスについて知り、受け入れることでさらに深い交流関係に発展できる可能性があります。
会話自体は普通にできているように見えて実は司会進行役を担っていることが多い人などが、この理由に当てはまる場合が多いでしょう。
相手がよそよそしい態度であっても自分はいつもと変わらず、普段通り行動することも一つの付き合い方です。
自分も相手と特に親しくないと感じているのであれば、普段通りに過ごしていたほうが気遣いも少なくお互いに過ごすことができるでしょう。
また、今まで親しかった人が急によそよそしい態度をとるようになった場合でも、まずは普段通りに過ごして相手の様子を見てはいかがでしょうか。
何か理由があったとしても相手の都合によって理由を話してくれる時がくるかもしれません。
よそよそしい態度をとる期間が長く続くようだったらどうしようかなど考える時間として、様子見の時間をつくるとよいでしょう。
いっそよそよそしい態度をとる人の態度を受け入れて割り切ってしまうということも一つの手段です。
もしよそよそしい態度をとられることが気になり悩んでしまっているなら、なおさら割り切ってしまったほうが気楽に付き合っていくことができるかもしれません。
人の性格はそれぞれで、広い社会では性格が合う人も合わない人もいます。
よそよそしい態度をとる人とはきっと性格が合わないのだと割り切って考えることで、逆に相手との距離を気にせずにすむでしょう。
よそよそしい態度をとる理由がなんであれ、距離を保つことでお互いに気遣いすぎることなく気楽な関係を築いていくことができるはずです。
よそよそしい態度をとる人と親しくなりたいと思っているなら、自分から行動してしまうのもよいでしょう。
例えば会話の輪に入ってこない人なら進んで声をかけてみる。話題を話さない人なら会話の中で話題の提供を促してみるなど簡単なことからスタートするといいでしょう。
相手が自分を嫌っていないとすれば、交流を続けているうちにお互いに慣れて親しくなれる可能性があります。
特にお互いについて知ることができる交流を意識して、積極的に働きかけてみましょう。
交流を続けているうちにお互いが仲良くできる相手か知ることができ、適切な交流関係の距離を測ることができます。
よそよそしい態度をとる人についてもしよく知らない相手であるならば、相手について知ろうとすることで悩みが解決するかもしれません。
よく観察したりその人についての情報を集めることで、どうしてよそよそしい態度をとるのかわかる可能性があるからです。
よそよそしい態度をとられる理由もわからなければ不安になるのも当然です。
まずは周囲の人にそれとなく聞いてみるなどして情報を集め、よそよそしい態度をとる相手についての理解を深めてみましょう。
もしよそよそしい態度をとられる理由がわかっているならば、相手の都合に合わせて行動してあげることも円滑な交流をするうえで大切です。
例えば、会話が苦手な相手であればなるべくメールやメモを使ったやりとりにしてみたり、会話を短く切り上げるなどの工夫をするといいでしょう。
人によっては自分の声や話し方自体がコンプレックスである場合もあるでしょう。
相手の事情を考慮して合わせることでお互いに円満のコミュニケーションができるかと思います。
ツンデレは「好き避け」の一種で、好意を知られるのが恥ずかしいためつい素っ気ない態度をとってしまう行動のことをいいます。
性格的にもともとツンデレである女性も世間には少なくありません。
なんとも思っていない男性相手ならば普通に接することができるのに、本命の男性にばかりよそよそしくしてしまうという場合が多いでしょう。
女性でよそよそしい態度をとる人には、甘えたいけれど照れてよそよそしい態度をとってしまうという人もいます。
普段から甘えることに慣れていないと、いざ甘えたいと思ったときにどうすればいいかわからなくなってしまうのです。
そんな甘え下手の女性であれば気持ちを察して進んで甘えさせてあげるとよいでしょう。
男性そのものが苦手でよそよそしい態度をとってしまう女性もいます。
過去になにか抱えていたり、男性に対する免疫がないために交流に消極的という可能性が考えられます。
相手の事情をうかがったうえで付き合い方を変えていくと、よい関係を築けるでしょう。
自分に自信がないため自分より優れていると思う人相手にはよそよそしい態度をとってしまう女性もいます。
そばにいることで自分の自信のない部分が浮き彫りになることを不安に思い、避けたいと思う気持ちからよそよそしい態度をとってしまうのです。
人の目が気になり、比べられることに恐怖を感じる人もいるため、うまく交流を続けていくには工夫が必要です。
相手に合わせて行動するか、コンプレックスの原因を取り除くことができればさらに円満な関係になれるでしょう。
もし女性が急に冷たい態度をとるようになったり、よそよそしい態度をとられたことが気になる人は相手の体調不良の可能性も考えてみましょう。
具合が悪かったり機嫌がよくないときには、つい普段とは違う態度になってしまうという覚えが多くの人にあるのではないでしょうか。
特に女性は月経によるホルモンバランスの崩れから、感情のコントロールが難しくなる時期があります。
急によそよそしい態度をとり始めた人には、体調面の変化を考慮したうえでのコミュニケーションを意識してみるとよいでしょう。
女性と男性では性格に大きな差があるといわれています。
異性のことについて深く理解できている人も少ないと思いますが、その理解不足が理由で女性によそよそしい態度をとってしまう男性もいます。
また過去にあった出来事が理由で女性が苦手に思っている男性もいるでしょう。
苦手なものを克服することは難しいため、割り切って行動することで円滑な交流を行うことができるでしょう。
小学生の男の子が好きな女の子をいじめてしまうという心理は、大人の男性であっても当てはまる場合があります。
一定以上の好意を持っているからこそ多少雑な扱いをしてしまったり、素っ気ない態度をとってしまうのです。
男性のツンデレは相手に対する信頼や、好意を試すという理由であることが多いです。
もしよそよそしい態度をとるけれど親しげに接してくるときもあるという場合には、ツンデレの可能性を考慮するとよいでしょう。
相手を裏切ってしまったと感じた時や、隠し事が出来た際急によそよそしい態度をとるようになる男性もいます。
これは男性に素直で自分に正直な人が多いことから、男性に多く当てはまるケースです。
隠し事をすることが苦手だったり、慣れていないことからつい普段と違うよそよそしい態度をとってしまうのです。
後ろめたさによってよそよそしい態度をとっている場合には、それとなく探りを入れることでよそよそしい態度をとる理由がわかるかもしれません。
「後ろめたい」の項目でも紹介したように、男性には素直で自分に正直な人が多いです。
そのため苦手な相手には素直によそよそしい態度をとってしまうことがあります。
自分では普段通り接しているつもりだけれど、無意識によそよそしい態度をとってしまっている可能性もあるでしょう。
そもそも別の原因によって機嫌が悪くなっていたため、他の人によそよそしい態度をとってしまっている場合も考えられます。
とくに思い当たる理由もないのに急に冷たい態度をとられた場合は、相手に何か悪いことがあったのかと聞いてみるとよいかもしれません。
ストレスを発散することができれば普段通りの態度で過ごせるようになるでしょう。
あるいは、時間が解決してくれることを待ちそっとしておいてあげることも一つの手段です。
ツンデレや好き避けの例があるように、よそよそしい態度をとる人がかならずしも嫌いだからよそよそしい態度をとっているとは限りません。
また、原因が別のところにある可能性や、根本的な性格の問題である場合もあります。
ケースによって必要な対応は変わってきますが、やはり必要なのはよそよそしい態度をとる理由について知ることです。
理由がわかれば原因がわかり、原因が解消できればよそよそしい態度を改善できる可能性があります。
改善できなくても、理由を知ることで割り切って付き合っていくこともできるでしょう。
よそよそしい人がよそよそしい態度をとる理由は「嫌い」なだけじゃないことを考慮しながら、相手はどんな理由でよそよそしい態度をとっているのか知り、うまく付き合っていきましょう。
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