2018/12/27
新川理沙
2018/09/29 更新
人を見る目があるという言葉をよく耳にしますが、一体どんな人が当てはまるのでしょうか。今回は、人を見る目がある人と言われる人の特徴や、人を見る目がある人が多くいる職業についてまとめてみました。さらに、見る目を養う方法についてもご紹介します!
「人を見る目がある」という言葉を耳にする機会はありませんか?
人を見る目があれば良い人に巡り会えたり、対人関係がうまくいったり、才能のある人材を見つけることができたりと、良いことばかりのようです。
人を見る目がある人にはどんな特徴があるのでしょうか?
今回は、人を見る目がある人の意味や特徴、養う方法についてご紹介します!
そもそも「見る目がある」という言葉はどんな意味なのかご存知ですか?
見る目があるとは他人の言動や行動をよく観察していて、その人の性格的な特徴や考え方などを見抜く力のことを指す意味があるようです。
人を見る目がある能力は、人事や人のマネジメントに関する仕事に携わっている人には必要不可欠な能力となっています!
人間は新しく人に出会った時、第一印象や先入観というもので人を判断してしまいます。
しかし、人を見る目がある人はそのような先入観に囚われず、相手の行動や仕草、表情の一部から「この人はこういう人なんだ」と汲み取れるようです。
人を見る目の意味を確認しました。それでは次に人を見る目がある人の特徴をみていきましょう。
「見る目がある」という言葉についてご紹介しましたが、人を見る目がある人とは一体どんな人のことを言うのでしょうか?
人を見る目がある人の特徴を四つほどご用意しました。
以下の特徴に当てはまったら、あなたも人を見る目がある人なのかもしれませんよ!
人を見る目がある人の特徴の一つ目は、洞察力があることです。
人間観察が好きで、すぐに目で人を追ってしまう人が当てはまるのではないでしょうか。
他人の一つ一つの仕草や、日々の服装など細かいところまで見ていて、そこから人柄がどんなものかを判断する時の判断材料にしているようです。
微笑んだ時の表情や目つき、声のトーンなどもその人の気持ちや性格を汲み取ることができます。
さらに、人の言葉の整合性にも敏感なので、嘘をついている人の言葉に整合性が取れなくなってくると、とっさに反応し相手の言葉の中の嘘を見抜くことができるようです。
このように、人を見る目がある人の前では嘘は見抜かれてしまうので、正直でいることが無難なようです。
人を見る目がある人の二つ目の特徴は、多くの人と出会っていることです。
多くの人に出会うことによって、様々な考えをしている人や色々な性格の人に会うことになります。それによって人を見る目がどんどん養われていったようです。
自分よりかなり年上の人や学生などの年下の人など、年齢に問わず様々な年齢層の人に関わることでより人を見る目が上がっていくのです!
人を見る目は養おうとしても簡単に養うことができません。
人を見る目がある人は様々な苦労を経験してきている人も多いようです。
例えば、ある企業から良い条件を提案されて契約を結びます。しかし、その企業に騙されて詐欺に遭い経営難にまで陥ったことがあるとします。
そうすると、もう二度と同じような経験はしたくないし、犯さないと考えるのが当然ですよね。
結果として、自分を騙したり不利になるようなことをする人とは関わりたくないと思い、次から人を慎重に見極めることに繋がり、人を見る目があるような人になっていくのです!
人を見る目がある人の四つ目の特徴としてあげられるのは、人に対して慎重ということです。
人に対して慎重に行動するということは、初めて会った人はもちろん何度か会った人に対してでも自分のプライベートな話はあまりせず、代わりに相手の話を聞く側にいるようです。
相手の話に対してうまく相づちを打ったりすることができ、相手が話す場の雰囲気をうまく作り上げるようです!
相手の話をうまく引き出すことで、その人の人柄や性格などを見極めることができるのだそう。
人を見る目がある人とない人の違いとしてあげられるのは、広い視野で人を見ているかいないかです。
人を見る目がある人は、第一印象にとらわれずコミュニケーションを重ねていくことで、その人の本質や人間性を見抜いていこうとします。
一方で、人を見る目がない人は第一印象にとらわれ、一度定まった印象は絶対的だと思い込んでいる人が多いようです。
人を断定せずに、広い視野を持って接することができれば人を見る目がアップするようです。
人を見る目がある人は出会ってきた人数が多い傾向にあります。
何百人もの人に出会うことで、色々な性格や人間性の人と触れ合ってきており、様々な味方で人を見ることができるようになります。
しかし、あまり多くの人に出会ってこなかった人は、自分の意見に否定的な人がいればこの人とは性格が合わないと心を閉ざしたり、相手との交流をバッサリと切ってしまうようです。
人は一人一人違う考え方をしていたりするので、より多くの人に会って世の中にはこんな人がいるのかと理解することによって、より人を見る目を向上させることに繋がりますよ!
人を見る目がある人は他人が発した言葉や行動に対して敏感に反応します。
しかし、人を見る目がない人は他人の言動に対し興味がなかったり注意が払えないようです!
他人の一言一言に意識的に注意を払うことができれば、人を見る目が上がります。
人を見る目がある人が多い職業の一つとしてあげられるのは、接客業に関わる仕事をしている人です。
接客業というのは、毎日毎日様々な人と関わる機会が多いですよね!
サービスを提供する側なので、お客さんを満足させるためにはお客さんの気持ちを汲み取って、それに対応するような行動を取らなければなりません。
そのため、お客さんが発する一言で「この人は厄介なお客さんだな」「この方は心の優しいお客さんなのだろうな」など、判断することができるようになります。
このようなことから、接客業に従事している人は自然と人を見る目が養われている人が多いようです。
人を見る目がある人が多い職業の二つ目は、教師などの人に物事を教える立場にある人です。
学校の教師や塾の講師、スポーツのインストラクターなどは常に自分の生徒や教え子がどうすれば自分が教えたことを理解してくれるのかということを意識しています。
そのため、生徒一人一人の性格や認識力などを理解するためにかなり観察しているようです。
人を見る目がある人でないと、教育するという立場に立てないのではないでしょうか。
人を見る目がある人が多い職業の三つ目は、人事など人を見極めたり判断しなければならない職業です。
人事にあたる人は、自身の企業にあった優秀な人材を面接に来る多くの人の中から選び抜かなければなりません。
今後の会社を担う人材を選ばないといけないため、仕事のできないような人を採用してはいけません。
数十分という短い時間の中で、より優れた人材を見抜くためには人を見る目がある人を瞬時で判断できるような能力が必要なようです!
人間は他人を第一印象だけで判断してしまうという特性があります。
一度根付いた先入観というものは簡単に変えられるものではないですよね。
しかし、第一印象だけでは人の本当の性格や人格などを判断できるものではありません!
人を見る目を養う方法として、第一印象だけで「この人はいい人だ」「この人は悪い人だ」と判断せずに、時間をかけてその人の本質というのを見抜くように努力してみてください。
新しい人に出会うことが苦手という人は多くいると思います。
せっかく多くの人が集まって人脈を広げられる機会があるのに、人見知りだから嫌だ…。と感じて自分から出会いを避けるのはもったいないです。
いろんな考えや性格を持つ人に出会えば出会うほど、その人がいい人なのか悪い人なのか、またその人は信用しても良いのか悪いのかなどを判断することが可能になります!
人見知りであまり人とコミュニケーションをとりたくないという人もいるかと思いますが、コミュニケーションの幅を広げ、どの人が自分にとって有益を与えてくれたり、求めている人なのかを判断することに繋げることが大切です。
人は相手を判断する時に「肩書き」というものに囚われてしまうことがあります。
初めて会った人でその人を判断する基準がない時、肩書きを利用してしまうのも無理はありません。
しかし、自然とその人の本当の性格などからではなく肩書きのみで人物を判断してしまうことに繋がってしまうので注意が必要です。
公務員だからすごい、フリーターだから大した人間ではないなど、その人の中身を見ずに肩書きだけで判断するという偏見は捨てることが重要です!
人は性格が態度に現れるとよく言いますよね。例えば挨拶をしたとします。
その挨拶に対し、丁寧に笑顔で挨拶を返せばその人が礼儀正しく、規律のある人であることがわかりますが、返って反応しないまたは小さな声で相手を見ることがなく返事をしたとします。
そうすれば、その人があまり社交的ではなく人とのコミュニケーションを避けたがる人物なのではないかということを察することができます!
一つの行動だけでも、その人がどんな性格の持ち主なのかがわかるので、人の行動に注目してみると良いですよ。
人は言っていることと行動していることが異なる場合があります。
口では良いことを言っているけど、実際は大したことはしていないということもありますよね!
言動の違いを見抜くことは、仕事面だけでなく恋愛の面でも役に立ってきます。
言動が違う場合は、嘘を付いている可能性が高いので、この矛盾を見抜く力を高めてその人との関係を断つことが無難でしょう。
緊急事態や切迫した状況に陥ると、人間の本性というものが露わになることがあります。
相手を判断したいときは、相手を切迫した状態下に置くことで、その人の本当の性格が出るので確かめてみるのも一つの手となっています。
「噂であの人は厄介な人って聞いたからあまり関わりたくないな…。」など、偏見や思い込みは誰しもあることだと思います。
しかし、実際に話してみると良い人だったという場合もよくありますよね!
噂や外見などによる思い込みは捨てて、その人の内面をよく観察しようとする努力をしてみてください。
誰にでも自分だけの口癖というものがあると思います。
口癖はその人の性格や心理状態を反映しているものなので、口癖に注目してみればその人の人格というものがわかります。
良い人格を表す口癖を使っている人もいれば、あまり好ましくない人格を表す口癖を使っている人もいます。
ぜひ、他人の口癖に注目してその人の性格を見抜いてみてください。
人は嗅覚や視覚など様々な感覚が備わっています。中でも視覚は人を判断する際にかなり重要なポイントとなっているようです。
しかし、視覚の情報だけに頼りすぎると人を誤解して認識してしまう確率が高くなってしまいます!
そのようなことにならないように、視覚の情報のみに注目するのではなく、相手の発言している「言葉」に注意してみてください。
言葉に注目すれば、その人の内面性が露わになってくるはずです。
自分にはいい顔しか見せないけど、他人には悪い顔を見せているという人が中にはいますよね。
ですので、自分に優しく接しているからといってその人をいい人扱いするのは要注意です。
違い人はかなり腹黒い部分を見せていたり、裏の顔を見せているという場合もあるので他人と接している時の態度にも注意を払いましょう。
ぜひこれらの人を見る目を養う方法を実践して、人を見る目を培ってください。
人を見る目の意味や特徴などについて紹介しました。
他人に対し注意が払えない人は人を見る目がない傾向にあたります。
人を見る目を養うためには、まずは他人の言動に対して注意を払うことから始めることが大切です。
人を見る目がある人は生活の中で活かされることが多くあることでしょう!
ぜひ、人を見る目を養う方法を実践して自分が求めている人を見つけてみてください。
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局