2018/12/27
新川理沙
2018/12/11 更新
不安になったり、イライラしたり緊張した時皆さんはどう心を落ち着かせるよう意識していますか?今回はそんな心を落ち着かせる方法を35個ご紹介します。音楽を聞くなどして気持ちを上手にコントロールすれば、精神が安定し毎日がより楽しくなること間違いなしです!
このストレス社会を生きている私達は、何かと心が乱れがち。
ストレスが溜まってちょっとした事でイライラしたり、緊張や不安を抱えて疲れた心を、自分自身で落ち着かせることが出来たらいいな、と思っている人は多いのではないでしょうか。
今回は、そんな場面で自分の精神をコントロールする方法を紹介していきます。
音楽を聴くという手軽なものから、意外と知られていない方法まで計35個ありますので、自分に合った方法を是非見つけて下さい。
睡眠不足でイライラ・・・大切なプレゼンの前に緊張・・・将来の事を考えて不安になる等、心がザワザワ落ち着かない場面は沢山あります。
みなさんが、心が落ち着かないと感じるのはどんな時ですか?
イライラして心が落ち着かないと感じる時、恐らくその原因が何かあって物事全てに過敏に反応している状態です。
そんな時、周りの人への返答もきっと素っ気ない感じになってしまい、その場の空気も悪くなる等、悪循環になりがちです。
人間程よい緊張感が必要な場面は多々あります。
しかし、度を越した緊張感は心が落ち着かないだけでなく、体にも不調をきたします。
なぜ緊張を感じているのかを、まずは把握していきましょう。
不安感などのネガティブな感情は、感じ始めるとどんどんと底なし沼のように広がっていきます。心が不安でいっぱいになると、そもそも何に不安を感じていたのかもわからなくなってしまうこともあります。
どんな場面でイライラしているのか、緊張をしているのか、不安になるのか・・・。
心が落ち着かないと感じるのは何が原因なのかを自分で自覚し、心を落ち着かせる為にも、その場面を把握するのはとても大切な事です。
不安な気持ちや悲しい気持ちがずっと続く、心が落ち着かない状態を放っておくと、気が付いたらもう自分ではどうする事も出来なくなってしまう事があります。
自分自身で心を落ち着かせる事ってこんなにも重要な事なんだ!と気づいて頂けるように、心が落ち着かない状態を放置するのはどんなに危険な事なのかを紹介していきます。
何でもかんでもイライラする、漠然と不安な気持ちがこみあげてくる、そんな状態の自分の心を日々の忙しさを理由に見て見ぬフリをしてしまう事もあるのではないでしょうか。
見て見ぬフリをしている内に、自分が知らない間にどんどんそのネガティブな感情が心の奥底まで広がっていってしまうこともあります。
そして気が付いたら不安障害にまでなっていた、という人も最近増えています。
心が落ち着かない状態なのは、心のSOSなのです!
日々生活をしていると人間は多かれ少なかれストレスを抱え、心が落ち着かない事もあるでしょう。
しかし、それを放置してしまうと不安障害になってしまう事もあります。
不安障害には、当たり前だった毎日の生活を送る事が困難になってしまう症状も多く見られます。そうなると自分自身で心を落ち着ける事が難しくなってきて、薬での治療が必要になります。
ここから、不安障害と呼ばれる病気をいくつか紹介します。
全般性不安障害とは名前の通りなのですが、心が落ち着かない理由がハッキリしていない状況でイライラしていたり、不安であったり、緊張していたりする症状の不安障害の事全般を指します。
一時的に「これのせい」で、心が落ち着かない事は誰にでもある事ですが、「これのせい」という理由がない為、対処の仕方がわからず、その状態自体も心が落ち着かない理由になってしまったり・・・。
負の連鎖に陥ってしまい、自分一人ではどうする事も出来なくなってしまいます。
少しでも異常を感じたら、専門機関に診てもらいましょう。
社会不安障害の症状は「人の目(評価)が気になり、不安や恐怖を感じる事」。
例えば・・・
「人前で話す時に恐怖を感じて震える」
これは一見、当たり前の事のように見えます。人それぞれ違いはありますが、人前で話すというのは緊張する人が多いでしょう。
恐怖を感じるから震える、震えるから更に恐怖を感じる・・・という負の連鎖的なものを「心身相関」と言います。
手を洗ったのにまだ汚い気がして何度も洗い、何度洗っても綺麗になった気がせずに何度も何度も繰り返してしまうという様な、自分の意思を反してネガティブなイメージを払拭しようと、無意味な行動を繰り返してしまうというのは、強迫性障害の症状の一つです。
意思に反してというのがとても苦しいです。
高所恐怖症や閉所恐怖症など、特定の恐怖症はここに分類されます。
高所恐怖症などは、割とよく聞きますよね。これも実は、不安障害の一つなのです。
特定の恐怖症の症状は、高所や閉所などの状況が怖い「状況型」、雷や嵐などの自然現象が怖い「自然環境型」、蛇や犬などの動物が怖い「動物型」、血液や注射、負傷が怖い「血液・注射・負傷型」の4種類に分けられます。
最近、芸能人がパニック障害で活動休止というニュースをよく耳にするようになりました。
パニック障害は、突然激しい不安から動機息切れ、過呼吸、酷くなると呼吸困難の様な発作が起こります。
パニック障害は、うつ病や他の精神障害を合併する確率が高いので注意が必要です。
分離不安障害とは、家族や恋人などの依存対象者と、物理的・心理的に離れる事に不安を感じ、「頭痛」「めまい」「吐き気」などの自律神経系の症状が出ます。
不安障害には珍しく、幼少期から学童期にかけて起こる事が多く見られます。
一般的に、親など周りの人間が不安を解消してあげることで症状が少しずつ緩和されていき、消えていく事が多いです。
心的外傷後ストレス障害を英語ではPost Traumatic Stress Disorderと言い、これを略してPTSDとも呼ばれます。
震災や事故、事件などの強烈なショック体験をした後に、時間が経ってからも鮮明にその時の恐怖を思い出し眠れなくなったり食欲がなくなったり、人によって様々な症状が出ます。
常に心が落ち着かずに緊張が張り詰めたような状況であったり、それは日常生活に支障をきたすほどの症状である場合も多くあります。
ここで紹介した病気以外にも、「不安障害」と呼ばれる病気はまだまだたくさんあります。
一人で抱え込んでいるだけではなかなか症状が改善されずに苦しい思いをしている方がいるかもしれません。
そんな時には、迷わず専門家に相談してみましょう。
強い不安を感じたり、緊張感がほぐれない時に、いつでもどこでも出来る「心を落ち着かせる方法」を10個紹介致します。
ここで紹介する心を落ち着かせる方法は、誰でもどんな状況でも試せるものです!
是非、外出先などでも試してみて下さい。
メタ認知というのは、「自分で自分を客観視すること」を言います。
精神的に不安定な状況だと、いっぱいいっぱいになってしまい、冷静さを欠いてしまう事があります。
今の自分はどんな状態なのか・・・。例えば「緊張で足がガクガク震える」「今、とてもイライラしている」「不安に押しつぶされてしまいそう」等。
難しく考えずに、自分の状態をそのまま言葉にしてみましょう。
そうする事で自然と冷静さを取り戻せて、心を落ち着かせる事が出来るのです。
鏡を見るのがベストですが、自分の表情がチェック出来れば鏡でなくても大丈夫です。
さあ、自分がどんな表情をしているか、チェックしてみましょう。
表情はとても大切です。不安を感じている時に笑顔の人はなかなかいませんよね。恐らく鏡を見るとそこには、こわばった表情をしていたり、悲しそうな表情をしているあなたがいるでしょう。
鏡を見るというのもメタ認知の一つ、客観的に自分を見る事にもなります。
柔らかい表情を浮かべると、自然と心も落ち着いてきます。
瞑想するというのは、今考えている事を一度止めて、目を瞑り心を無にする事です。
心が落ち着かない時、不安要素が頭の中をグルグル駆け巡ります。あれも心配、これも心配・・・。ネガティブな気持ちはどんどん増していきます。
そんな時こそ「瞑想」するのです。3分でも1分でもほんの少しの間だけ、頭の中のグルグルを止めて脳をリフレッシュさせましょう。
瞑想のやり方に正解はありません。
人によっては頭の中のグルグルが止まらずに動き続けている人もいるでしょう。でも自分の心を落ち着かせる事が出来れば、方法はみなさんの自由です。
不安を感じていたりすると、鼓動が早くなりますよね。そんな時には自分の鼓動に集中してイメージトレーニングをします。「だんだんと鼓動がゆっくりになって落ち着いていく」イメージをしてみて下さい。
不安で不安で自分が吹き飛んでいきそうな時には、「自分がしっかりと地面に根を張っていく」イメージをしてみましょう。だんだんと、自分がそこにしっかりと存在している感覚を取り戻せるでしょう。
自分が感じている不安要素をしっかりと認識してから、その不安を払拭するイメージをしていく事で心を落ち着かせることが出来るのです。
落ち着かない時には深呼吸!とイメージする方は多いと思いますが、実際に出来ていますか?深呼吸は、深くゆっくりと呼吸をする事。そうすると副交感神経が活性化される為に不安を和らげることが出来るのです。
頭ではわかっていても、緊張したりイライラしていると呼吸はどんどん浅くなり苦しくなります。深呼吸を心がけて下さい。
単純に見えることほど、実は難しいのです。
胸式呼吸と腹式呼吸の2種類の呼吸法の内、心を落ち着かせるのに適しているのは腹式呼吸です。腹式呼吸の基本は、息を鼻から吐いて口から吸う事。
ポイントはまず吸うのではなくて吐く事です。息を吐く時にお腹を凹ませる事を意識しましょう。体に中にある二酸化炭素をしっかりと鼻からゆっくりと吐きます。そして、今度は口から酸素を吸い込みますが、しっかりとお腹を膨らませる事を意識しましょう。
この腹式呼吸を続けていくと、不安や緊張を和らげる効果が出てきます。
普段、多くの人は胸式呼吸だと思いますので、最初は難しく感じる方が多いと思います。
まずは自分は普段どちらの呼吸法なのか確認してみましょう。
マッサージには身体をほぐす効果だけでなく、心や精神もほぐしてくれるという素敵な効果もあります。本格的なものでなくていいのです。
どこでも出来るもの・・・例えばポケットにゴルフボールを忍ばせておいて、緊張したり不安を感じたら、そのゴルフボールを手の中でコロコロと転がしたり握ったりするだけでも手のひらが刺激されるので、ちょっぴりマッサージになります。
また少し余裕があれば、そのボールでふくらはぎをコロコロと刺激すれば、デスクワークでむくみがちな足がスッキリします。
親指を「合谷」にあてて、気持ちいいよりちょっと痛いかなくらいの力で押してはもみ、を30回ほど繰り返します。
すると心が落ち着いて来て、乱れた自律神経の機能が正常に戻ってきます。
会議中などでも、こっそり机の下でツボ押し出来そうですね。
「合谷」以外にも、手首の小指よりにある「神門」というツボや、手のひら側の腕の中心にある「内閣」というツボなどもあります。
自分のその時の症状を改善してくれるツボをこっそり押して心を落ち着かせましょう。
人間はリラックスしている時、自然と遠くを見ている事が多いのです。そしてその逆で、心に余裕がないと視野が狭くなってしまいます。
なので心を落ち着かせたい時には、意識して遠くを見るようにしてみましょう。
遠くを眺めていると段々と心が落ち着いてきます。広い世界を見ていると、視野も広がるのです。また、目を閉じてみるのも良いでしょう。目を閉じるとそこには真っ暗な空間が広がっています。
目を休め、脳も休め、心を落ち着けるのです。
あなたの背筋は曲がっていませんか?
どこにいても、どんな状況でも背筋を伸ばす事はとても大切です。気持ちと同じ様に曲がっていた背筋をピンと伸ばしてみましょう。
筋肉と心は連動しているので、背筋をピンと伸ばしてみると気持ちが引き締まりリラックス出来ます。
精神的に不安定で心が落ち着かない状態だと、冷静で的確な判断が出来なくなります。そうした場合、周りの人の事も勿論ですが、自分もその判断を後悔する事になりかねません
自分自身で、そんな不安な気持ちをコントロール出来るようになるという事は、色んな意味で将来を守る事になるのです。
ここで紹介した10個の方法は、今すぐに心を落ち着かせたい!という時に持ってこいの方法です。
是非活用してみて下さい。
ここからは、お家で出来る心を落ち着かせる方法を25個紹介致します。
職場や学校などと違って、家では一番リラックス出来るという人が多いのではないでしょうか。
家でも心が落ち着かない時、是非これから紹介する方法を試してみて下さい。
まずは、今の自分の気持ちを書き出してみましょう。
外出先の場合は書き出す事が難しいのでメタ認知を頭の中でやりますが、実際に言葉にしてみると改めて今の自分の精神状態を冷静に受け止める事が出来るでしょう。
心が落ち着かない時、自分へのネガティブな不安が込み上げてくる事があると思いますが、一度落ち着いて考えてみましょう。
自分に対するその不安やイライラは、必ずしも真実という訳ではないのです。
気持ち自体を否定する必要はありませんが、自分のネガティブな考えが全て本当だと思ってしまい、悲観的になるから更に不安になったりイライラしてしまう事があるので、注意してみて下さい。
日常生活を送っていると、自分が無意識でやっている行動というのが沢山あります。
目が覚めて起き上がる、ご飯を食べる、歩く、話すなど・・・。当たり前の行動をゆっくりを意識して丁寧に行う事で、気持ちにも余裕が出てきます。
せっかちでなかなかゆっくり動けない方は、ゆっくりなテンポの音楽を流してみると、そのテンポに合わせて動ける様になります。そして、感情をコントロールする事が出来るようになるのです。
ネガティブな感情は素早く全身に駆け巡りますが、ポジティブな感情はゆっくりと少しずつ少しずつ浸透していきます。ゆっくり動く事で、余裕が出てくれば心を落ち着かせることは意外と簡単なのかもしれません。
これは外出中はなかなか出来ないと思いますので、是非家で一度やってみて下さい。
「自分でハグをする」
あなたが頑張っている事、不安や緊張を感じている事も、イライラしてしまう気持ちも、一番理解してあげられるのはあなた自身です。そんな自分を自分で労わってあげましょう。ハグをして、自分を褒めてあげましょう。
朝ご飯は、その日一日の気分や体調を左右するほど、重要な物と言っても過言ではありません。良質なたんぱく質と脂質を摂取する事で、血糖値を安定させ、気分の変動も抑えましょう。
朝ご飯を抜いている方もいるかと思いますが、そんな方も明日から朝、卵を食べましょう!
卵は朝ご飯にピッタリの栄養素が含まれていて理想的な食材です。前日にゆで卵を作っておけば朝、パパッと食べる事も出来ますよね。
心が落ち着かない時、精神状態ばかりに囚われて、自分の身だしなみにまで目が届いていない場合が多いのです。
顔を洗いましょう。歯磨きをしましょう。髪の毛をとかしましょう。シワシワの服にアイロンをかけましょう。靴の汚れを落として綺麗にしましょう。
・・・どうですか?段々と心が落ち着いてきた事に気づけるはずです。
寒い時人は体がこわばります。体がこわばると心も緊張してしまい、気持ちをコントロールするのが難しいです。それに比べて、暖かい場所にいると気持ちにも余裕が出てきてリラックス出来るのです。
心が落ち着く事の類語に「ほっこりする」という言葉があります。ほっこり・・・なんだか暖かいイメージの響きではないでしょうか。
自分の過ごす家は、気持ちをコントロールしやすくする為に、居心地よく過ごせる温度を保ちましょう。
家で出来る事と言いつつ、外に出る事を進めてしまうのですが・・・。
外出すると沢山の緊張や不安、イライラに遭遇するイメージの方も多いかと思いますが、家にずっといると余計に気がめいってきてしまいます。適度に体を動かすには外を歩く、すなわち散歩をするのがピッタリです。
適度なウォーキングは、気持ちをリフレッシュしてくれます。また、太陽の光を浴びるとの脳内神経伝達物質の「セロトニン」が分泌されやすくなり、心が落ち着くのです。
イライラした時や不安な時に、この写真や画像を見ると気持ちをコントロールする事が出来るというお守り的な物を持つ事はとても効果があります。
神社などのお守りも持っているとパワーをもらえる気がします。自分にピッタリのお守りを自分で作るのもまた良いでしょう。
カラオケに行ってストレス発散!というのはよく聞きますよね。大きな声を出す事で、心の中のモヤモヤやイライラを吹き飛ばす事が出来るのです。また、大きな声で歌っている時には自然と深い呼吸になるので、心を落ち着かせることが出来るのでオススメです。
わざわざカラオケに行く必要はありません。お家で、大きな声で歌を歌ってみましょう。もしも大きな声で歌う勇気がないという方は、頭の中で音楽を流しながら鼻歌を歌ってみる事から始めると良いのではないでしょうか。
動物が好きな方なら、犬や猫と触れ合うと心が落ち着いてきます。
動物が苦手な方でも、動物園に行って動物達を眺めていると心が落ち着いてきます。
実際にアニマルセラピーという治療方法もあり、効果が期待出来ます!
動物と触れ合うと心が落ち着いてくるのは何故なんでしょう。人間のように、周りの目や期待、非難など恐れずに好きなようにのびのびと生きているからなのかもしれません。
心が落ち着かない時というのは大抵自分の部屋も散らかっている事が多いのです。
そう、部屋の状態は心の状態を表す事が、脳科学的にも証明されています。
心を落ち着けたい、感情をコントロールしたい時には部屋を片付けましょう。
部屋の状態と心の状態がリンクしているのであれば、部屋がきれいになると心も落ち着くはずです。掃除をする事自体、気分もスッキリしますよね。
アロマテラピーというと、女性向けな気がする方もいるかもしれませんが、男性にもとても効果があります。自分の不安な気分やイライラを落ち着かせたい時、その目的に合わせてピッタリの香りを見つけましょう。
嗅覚は大脳辺縁系と直接つながっているので、気分を変えるのにとても適しているのです。
大人になると泣きたくなる状況になっても、ぐっと堪えて頑張ってしまう人が多いのではないでしょうか。
家ではそんな自分を解放して、思い切り泣いてみましょう。
泣く=涙を流すと、セロトニンが分泌されやすくなるのです。泣いた後にスッキリしたと感じるのはそのためです。
泣いていいよ!と言われてもなかなか泣けないという方は、今巷で話題になっている泣ける音楽を聴いたり、泣ける映画を観るというきっかけを作ってみるのも良いのではないでしょうか。
心に余裕がないと、本を読もうとしてもなかなか集中できずに話が入ってこないという経験はありませんか?
そうなると大体の人は、本を読むことをやめてしまいますよね。
でも、本を読む事を目的とせず、心を落ち着かせる為に本を読んでみましょう。
本を読む時人は知識を得ようとしますが、ここでは本を読む事が心の栄養になるのです。
アーモンドチョコレートが食べる理由が欲しくて、この方法を提案しているのではありませんよ!
そもそもチョコレートにはストレスホルモンを抑える効果のあるカカオポリフェノールと、セロトニンの分泌を促すテオプロミンが含まれています。
そして、アーモンドにはマグネシウムが多く含まれています。
この2つが一緒になったアーモンドチョコレートという食べ物は、まさに理想のおやつと言えるでしょう!
音楽には人を癒す力があります。
好きな音楽、嫌いな音楽それぞれ好みがあると思いますが、その音楽の好き嫌いが必ずしも癒しの効果に反映するとは限りません。
まずは色んな音楽を聴いてみましょう。普段はあまり聴かないジャンルの音楽が意外にもあなたの心を癒してくれるかもしれません。
特にオススメなのは、ヒーリングミュージックです。心を落ち着かせる為に作られている音楽なので、とても効果的です。
誰かに心のモヤモヤを話してスッキリするということがあります。自分一人で抱えている事を言葉に出し、聞いてもらえるというのはとてもありがたいですね。
人に話すメリットはそれだけではありません。
誰かに聞いてもらう時には、自然と自分の中で状況を整理して言葉にする事が多いと思います。そう。人に聞いてもらう前に、自分自身で心が整理出来るのです。
温かい飲み物を飲むと、心が癒されます。
コーヒー、紅茶、緑茶等々・・・色んな飲み物がありますが、心が落ち着かないと感じていいる時には出来るだけカフェインが入っていない飲み物を選ぶと良いでしょう。
カフェインというのは、眠気覚ましにもなりますし仕事中には本当に助かる存在です。しかし、ストレスが溜まっている時に摂取すると、不安やイライラなどの感情をコントロールするのが難しくなります。
ノンカフェインの飲み物には、ハーブティーやルイボスティーなどがあります。ハーブティーは特におすすめです。香りも良くて、美味しくて、カフェインも入っていません。
また、優しい音楽をBGMにお茶の時間を楽しむとよりリラックス出来ますよ。
忙しく余裕がない時はシャワーで済ませてしまうという事、ありますよね。バスタイムは出来るだけ湯船にお湯をはって入浴すると、体の芯まで温まって心もほぐれます。
入浴剤など今は色んな種類が出ています。その日の気分で好きな香りを選んだり、その日の疲れた場所に効能のある入浴剤を選ぶことも楽しみましょう。また入浴中に癒される音楽を聴くと更に効果アップです。
温かいお湯に浸かりながら、気持ちをコントロールしてみましょう。
疲れすぎていると食べる事を楽しむ余裕がない方も多いのではないでしょうか。でも、人間食べないと死んでしまいます。人間の3大欲求の1つである食欲を満たすのは勿論ですが、「美味しい!」と感じる気持ちはとてもポジティブな物なのです。
美味しい物を食べると元気になるのです!ポジティブな気持ちになるのです!
心が落ち着かないと頭の中にネガティブな考えが渦巻いて、眠れなくなる事があります。
でも、しっかりと眠れなければ更にそのネガティブな考えや感情をコントロールする事が難しくなり、どんどん苦しくなってきます。
眠れないと身体と心の疲れがどんどん蓄積されてしまい、回復が難しくなります。
人間の適切な睡眠時間は7時間から8時間ほどとされています。
精神状態をコントロール出来ないと感じている人は、一度自分の睡眠時間をチェックしてみて下さい。
人間はネガティブな感情が湧いてくると、その気持ちに支配されてしまいがちです。
そのネガティブな気持ちを紛らわせるようにしましょう。
何でも良いです。これをしなくてはいけないという事は何もありません。
これまでに紹介した、音楽を聴いたり本を読んだりするような一時的に違う事に集中するという事が大切なのです。
ただ気を紛らわす事を意識して、ネガティブな気持ちをかわす事も精神状態をコントロールする一つの方法です。
緑色というのはリラックス効果があるのです。一番身近な緑色の物と言えば植物ですよね。
家の近くに森があるという人は、是非森林浴をしてみて下さい。気分がスッキリしますよ。
ただ家の近くに森があるはなかなかいないかもしれません。
そんな時にオススメなのが部屋の中で楽しめる観葉植物です。観葉植物の中には水やりが毎日必要ではないものもあるので、自分の生活のリズムに合わせて選びましょう。
そして部屋の中でどんなグリーンを育てようか悩んでいる方には、ハーブをオススメします!リラックス効果のあるカモミールなどを育てて乾燥させ、自家製のハーブティーを作れば一石二鳥です。
咀嚼する事で、セロトニンが分泌されやすくなれます。
しかし現代人の食事というのは昔に比べて柔らかくあまり咀嚼をしなくても食べれるようになったため、食事だけでは人間が必要とする咀嚼数を満たす事が出来ていません。
なのでガムを噛むと良いのです。ただし、ガムによっては糖質が多く含まれていたりもするので、選ぶ時には注意しましょう。
家で出来る心を落ち着ける方法を25個紹介致しました。
ここで、この紹介した方法の中に何度も出てきた「セロトニン」という物質がどういう物質か説明いたします。
「セロトニン」とは脳内の神経伝達物質の1つで、精神状態をコントロールするのに必要です。その他にも消化や体温調節したりもするので、不足すると身体にも心にも大きな影響が出て来るのです。
ただ一概にセロトニンが幸福ホルモンだという事は出来ません。病気によってはセロトニンの分泌を抑える事も必要なのです。でも精神的に不安定だと感じる時にはセロトニンが大きく関わっている事が多いので、是非覚えておいて下さい。
ここまで心を落ち着かせる方法を35個紹介してきましたが、そもそも何故そんなに頑張って心を落ち着けなくてはならないの?と感じている方もいるかと思いますので、心を落ち着かせるとどんなメリットがあるのかも、少し解説します。
心が落ち着かない時は、身体も緊張してこわばっている事が多いので血流が悪くなりむくみやすくなります。つまりリラックスすると、全身の緊張が少しずつほぐれて血流が良くなり、リンパの流れも良くなりむくみが解消されます。
血流がよくなりむくみが解消すると、肌の状態も自然に整ってきます。そして顔色も良くなります。
精神状態と体の状態はリンクしているのです。
長い人生の内、精神的に不安定になる事に何度も直面するでしょう。そんな時にその感情をコントロールするのです。
心を落ち着かせる事が出来るという事は、自分の精神状態を管理出来るという事です。
それがまた自分への自信に繋がり、ポジティブな目標を持ち、日々を逞しく生きていく軸になっていくのです。そして自分がやりたい事を見つけてそれを実現していく力となります。
心を落ち着かせる事は、あなたの人生にこんなにも影響を及ぼすのです。
今回は心を落ち着かせる方法を、どんな状況でも出来る方法10個と家で出来る方法25個紹介致しました。心と体は密接な関係があるので、精神状態が安定すると自然に体調も改善される事が多いのです。
これをやらなくてはいけないという事ではありません。今回紹介した中に皆さんにピッタリの方法が見つかれば嬉しいです。
自分の心をコントロールして、より快適な生活を送りましょう!
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