2018/12/27
新川理沙
現在、ショートステイからロングステイまで様々な形で台湾へ移住する日本人が多いみたいです。なぜ日本人は台湾に移住したがるのでしょうか?他の国に比べてどのような魅力があるのでしょうか?今回は台湾移住の方法や予算、台湾を選ぶメリット、移住の注意点を詳しく解説します!
海外移住を考えたことはありますか?定年退職をして老後を海外で過ごそうと考える人、日本だけに捕らわれず視野を広くしようと海外移住を考える人…今海外移住が注目を集めています。
その海外移住先として台湾が人気なのをご存知でしょうか?日本から直行便で東京から約4時間、関西からだと約3時間、那覇からはなんと約1時間半の飛行時間で到着と海外なのに気軽に行けます。
時差も1時間と日本とほとんど変わりません。海外移住先におすすめの台湾。そんな台湾の魅力をご紹介します!
ショートステイからロングステイまで台湾に移住する方法をご紹介します。是非、参考にしてみて下さい!
台湾は治安も良く親日国としても有名です。海外移住で1番気になるのはやっぱり治安ですよね。そういう面で日本から台湾への移住は向いていると言えます。
物価も安く費用としてもそんなに高額にならないでしょう。海外移住にはビザが必要ですが台湾にはビザなしで90日滞在出来ます。
90日間のビザ免除期限前に一旦、台湾以外の国に出国して台湾に再入国するこのような行為を繰り返すことにより台湾に長期滞在することが可能です。
ビザランとも言われます。
ビザランが使えると海外がより身近に感じますよね。
台湾では台湾元という通貨が使用されています。物価も日本より少し安く地下鉄やタクシーなどの交通費も格安です。となると移住費用もそんなに掛かりません。
大体の目安として
【移住費用1ヶ月分】
往復航空券 12,000~30,000円
家賃 30,000~100,000円
食費 20,000~40,000円
合計 62,000~170,000円
こちらにその他の生活費などはプラスされますがそんなに高額な賃貸や贅沢をしなければ最低6万円台から移住ができるとなるとすごく身近に感じますよね。
台湾に移住する方法としては先ほども書きましたが、台湾はビザなしで90日間滞在出来るので90日以内に外の国に一度出て再度入国するビザランという方法や語学留学が有名です。
その他、ワーキングホリデー(30歳まで)、台湾の学校に入学する、台湾の企業に就職するなどいくつか方法があります。
それぞれ条件や滞在出来る期間が異なるので自分に一番合う方法を見つけましょう。
台湾での日常生活はどのような感じなのでしょうか?台湾で現地の人が日常で話している言葉は中国語です。
中国語がある程度話せるとスムーズに生活出来るでしょう。話せなくとも中国語は漢字なのである程度の意味は理解しやすいのです。
その他、台湾の一般的な一人暮らし用の部屋はキッチンが付いていない事がほとんどなので食事は外食がメインになります。水は水道水は直接飲まない方が良いとされているのでお店で購入します。
多少言語などの違いはありますが日本と大きく変わる点は少ないので台湾での生活は馴染みやすいでしょう。
海外移住って旅行よりハードルが高く感じますし簡単に踏み切れない部分がありますよね。そんな人には特に台湾がおすすめです。
治安も良くて日本からそんなに離れていないですし時差もほとんど無い。食べ物も美味しくて物価も安い!海外移住一か国目にはぴったりではないでしょうか?
色々な国への移住を経験したいと考えてる人はまず最初に台湾移住をおすすめします!
台湾へ行くにはどのような交通手段があるかというと飛行機か船で行く方法です。しかし一番楽な方法としては飛行機で行く方法でしょう。
今はLCCなどの格安航空も主流になってきたので金額的にも海外に行きやすいですよね!そう考えると飛行時間や予算から見ても国内旅行と同じくらいかまたは安くで台湾に行けるのです。
そもそも海外移住をするメリットとは何でしょうか?
メリット、デメリットについてご紹介します!
そもそも海外移住するメリットとは何でしょうか?国にもよりますが税金が安かったり、気候の面だと日本のように四季が無く年中同じような気候で過ごしやすかったりします。
子育てしている人はインターナショナルスクールなど国際的な感覚が身に付いたり日本では出来ない経験が出来て視野や選択肢が広がりますよね。
逆にデメリットとしては食や水が合わなかったり言葉や文化の壁、医療に関する不安などが挙げられます。
あとは交通機関やトイレなどの日常的な違いでストレスを感じることも…暮らしてみて合う、合わないを見極めるのも大切です。
台湾移住者が多い日本人。なぜそんなに台湾は移住先に人気があるのでしょうか?台湾移住の魅力についてご紹介します。
移住先を台湾にするメリットは親日国で日本に興味を持ってくれている方が多いのです。それに人柄としても優しく親切な方が多くこれもまた治安が良いと言われる理由の一つでしょう。
ただでさえ海外移住は不安があるものです。治安が良いというのはかなり大きなメリットでしょう。
日本と台湾はかなり近い距離にあります。沖縄の那覇からだと飛行機で約1時間半で行けるのは驚きですよね。移住しても日本が近いと行き来しやすくて便利です。
例えば、冠婚葬祭などで日本へ帰国しなければいけない時など距離や移動時間がネックにならないですよね。
格安航空会社のLCCも最近は本数も多いのでより台湾が身近に感じられるのではないでしょうか。
海外で生活していく上でぶつかる食の問題。食事って毎日するものだし自分に合うかどうかってかなり大事になってきます。
台湾で有名なのは小籠包などの飲茶系やタピオカやかき氷などのスイーツ系まで美味しい食べ物が多いんです!日本に進出しているお店もあるので日本人に馴染みのショップも多いのではないでしょうか?
食事が美味しいと生活も豊かに感じるものです。食事が美味しいのも台湾を移住先に選ぶおすすめポイントの1つでしょう。
台湾にはMRTという地下鉄があり料金も安いです。地下鉄周辺には観光地やグルメも密集していて移動には利用しやすいでしょう。
台北市内など5路線あります。日本の乗り方と似ていますし路線も色分けされていてわかりやすいのも特徴です。
地下鉄以外だとバスや新幹線、タクシーなどもありますし交通には不便しないでしょう。
せっかく台湾移住をするなら現地の台湾人と仲良くなった方が良いですがやはり同じ日本人がいるというのは心強いものです。台湾は日本人移住国なのです。
完全移住以外にも日本企業からの赴任者も多く台湾に住んでいて日本人向けのお店などで知り合う機会も多いのです。
同じ日本人っていうだけで親近感湧きますし困った時に頼れるので日本人が多いということは台湾移住のメリットでしょう。
海外移住しても生まれ育った母国の食べ物は恋しいものです。ただ、日本から送ってもらうにしても送料もかかりますし到着までに日数も掛かります。
しかし、日本人も多く親日国なので日本の商品も手に入りやすいのです。三越やSOGOなどの日系百貨店もあります。
ただし金額は日本で購入するよりも高いですがそこは割り切りましょう。日本食に欠かせない醤油や味噌なども簡単に手に入りますよ!
やはり海外では外国人に対する差別があります。見た目や文化の違いから白い目で見られることも…しかしやはり同じアジア圏で日本人と台湾人は見た目も似ているので街中でも浮いて見えません。
もちろん差別がないに越したことはありませんがどうしても言葉や人種の壁がまだ世の中にはあります。こういう差別が積み重なるとストレスになり外出や人との関わりが億劫になるものです。
せっかく海外移住したのに引きこもってはもったいないですよね。差別が少なく日本人が住みやすい環境はとても大切です。
海外で見た目や言葉の他に違う点と言えば気候です!台湾は1年を通して温暖な亜熱帯と熱帯地域です。
台湾は日本よりやや温暖な気候の為過ごしやすい気候です。台湾は亜熱帯とはいえ北部は冷え込むこともありますが南部は暑い熱帯地域です。
梅雨や台風もくるので日本の感覚と近いですが日本より日差しが強く暑さが続くのが特徴です。
冬は雪が降るほど寒くはありませんが寒波により急激に冷え込むこともあるでしょう。
日本と近い気候で季節ごとの服装も感覚的には同じです。
台湾は日本に比べると通信費や交通費が安いです。通信費に関しては街中に無料Wi‐fiが使える場所も多く携帯代金もプラン自体が格安です。
交通費も地下鉄だと20~65元(約75~245円)、タクシーも6~23時が初乗り運賃70元(約280円)からと格安です。
1人暮らし用の部屋だとキッチンが付いていない場合がほとんどなので外食がどうしても多くなる分以外と食費がかかりますがそれでも3万前後程です。
住む場所のグレード、食生活、生活パターンなどで一人一人もちろん変動はありますがだいたい10万前後で生活が出来るでしょう。
台湾と日本の時差は1時間です。日本の方が1時間早いですがよく海外旅行や移住で耳にする時差ボケとは無縁です。
なので例えば台湾に移住したとして日本に住んでいる友達や家族に電話をするとしても時差が気にならない電話も掛けやすいでしょう。
台湾は夜市が有名ですよね!台湾の生活スタイルは夜型の傾向が強く遅くまで営業している飲食店も多いです。
一般企業の多くは9時~18時、銀行は9時~15時までで土日は休みです。少し日本との違いはあるもののそんなにギャップは感じないでしょう。
台湾は医療レベルが高く大きな病院では設備も最新でお医者さんの腕も確かです。台湾の医大を卒業して更に海外の医大に留学して経験を積んだり中には日本の医大を出て少し日本語が通じる医者も居ます。
病院によっては通訳サービスを付けてくれるところもあるので例え体調を崩しても安心して病院に通えるでしょう。
医療面で安心出来るのは海外移住において大きなメリットです。
台湾移住においてメリットをたくさん紹介しましたがもちろんデメリットもあります。
見落としがちな台湾移住の注意点についてご紹介します。
台湾の中でも台北な都会に住む場合は空気が日本に比べると良くありません。排気ガスが原因と言われていますが塵や埃で空気が汚れているのであまり長時間洗濯物は外に干せません。
水道水も飲めませんし、水質が日本と違うので肌に合わない人もいます。
屋台なども盛んですがその分影響があるのはゴキブリなどの衛生面。やはりそういう点では日本の方が環境は良いでしょう。
日本の企業に勤めていて台湾に転勤を命じられれ移住したのであればお給料は日本の企業から支給されるので給料面は心配ありませんが、台湾の企業に属した場合給料は安いです。
交通費や残業代が出ない事も多く仕事の待遇面では圧倒的に日本の方が良いでしょう。
台湾の物価は安いですがそれは安定したそれなりの給料がもらえたらの話。給料が低ければあまり物価も安く感じないでしょう。
日本では紙をトイレに流せるのは常識ですが、台湾では使用済みのトイレットペーパーは便器横のごみ箱に捨てます。
そのごみを自分でゴミ出しすることになりますが日本人の衛生感覚では少し耐え難いですよね…何より匂いも気になります。
築10年未満の物件だと紙をトイレに流せる物件もありますが基本的には流せない物件や建物がほとんどです。その感覚に慣れるまでに時間が掛かるでしょう。
台湾は交通マナーが悪いです。信号無視・スピード違反・違法駐車は当たり前。交通事故も多いので歩いている場合でも道を渡る際には注意が必要です。
台湾ではバイクに乗っている人が多く街中で多く見かけます。日本の自転車のような感覚で乗っている人が多いのですが自転車よりスピードも出ますし交通マナーが悪い台湾では注意しましょう。
日本も自然災害が多い国ですが台湾も日本同様自然災害が多い国です。地震や台風もよく起きるので建物も耐震設備がしっかりしているものも多いのです。
ただでさえ自然災害は怖いですがそれを海外で経験するのは更に恐怖と不安が伴います。
台湾移住は自然災害に遭遇するリスクがあることを頭に入れておきましょう。
メリットがあればデメリットもあるものです。そのどちらも理解をして移住すれば現地で困ることは少ないでしょう。
海外での生活は簡単ではありません。なのでその分、デメリットを知ることで実際に移住してから後悔した!なんてことが減らせるでしょう。
ここまで台湾移住をする上でのポイントなどをご紹介しましたが台湾の魅力は伝わっているでしょうか?ここではさらに台湾を好きになるいいところベスト10をご紹介します!
台湾の魅力としてあげられるのは特に食べ物!美味しい食べ物が安くで買えます。
特に有名な食べ物を3つご紹介します。
台湾グルメといえば小籠包!と頭に浮かべる人も多いのではないでしょうか?ジュワっと溢れ出す肉汁、もちもちの皮、本場で食べるべき1品と言えるでしょう。
台湾で人気のお店が日本に進出していたりしますがやはり本場の台湾で食べる小籠包は絶品です。
台湾は夜市が盛んでたくさんの屋台が並び台湾ならではの雰囲気を楽しめる観光スポットです。台北の他にも高雄などの地方都市など多数の夜市があります。
それぞれに共通しているのはリーズナブルで美味しいB級グルメだということ!人気店は行列も出来ているほどです。
屋台グルメで有名なのは胡椒餅や臭豆腐、排骨湯など。他にもたくさんのB級グルメがあります。台湾に行ったら欠かせないスポットの一つです。
台湾といえばスイーツも有名ですよね!
ふわふわの台湾かき氷やたっぷりタピオカの入ったタピオカミルクティー、ヘルシーで栄養価も高い豆花、ツルンとした愛玉ゼリーなど日本でもなじみのある美味しいスイーツがたくさんあります。
やっぱり本場で食べると美味しさも倍増ですよ。
台湾には行っておくべきおすすめスポットもたくさん!その中でも特に有名なスポットを3つご紹介します。
有名な台湾の観光スポットの1つの九份。九份とは台湾北部の山間に位置し海を一望できる街並みが広がります。
九份に行くお勧めの時間帯は夕暮れ前。赤い提灯にライトがつきとても幻想的です。人気のジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルにされたのでは?との噂もあり観光客から注目されるスポットです。
九份はインスタ映えスポットも多く台湾に行くなら外せない場所の1つです。レトロな街並みや建物も綺麗ですが、美味しいグルメのお店もたくさんあります!
台北101の101とは101階建てという意味です。101階建てってすごいですよね。
高さは508メートルの世界有数の高さを誇る建物です。台湾のシンボルとも言えるでしょう。
台北101の中は地下1階から地上6階まではショッピングモールになっています。
ショッピングモールで買い物をしたりレストラン街で食事をしたり展望台まで行って台北の街を一望したりと楽しめること間違いなしです。
台北から40分程度で行ける北投温泉。温泉好きな日本人にはおすすめです!日本で言う箱根のような場所です。
温泉と合わせてマッサージなどもして観光で疲れた体を癒しても良いですよね。
温泉街の中心に佇んでいる公立の図書館も有名で本好き、建築好きの方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
台湾はマッサージも有名ですよね。特に足裏マッサージは体験しておきたい1つです。足裏のツボを刺激することで血液循環をスムーズにし免疫機能を活性化させることで健康な身体にしていきます。
技術のレベルも非常に高くリーズナブルな点もおすすめです。
台湾で1番有名なお寺の「龍山寺」をご存知ですか?台湾の最強のパワースポットと言われていて恋人の縁結びの神様「月下老人」がいることで有名です。
台湾式の三日月型の聖(木製の赤い三日月)を投げて3回までに表と裏になれば赤い糸がもらえるという風習があるのです。
占い好きな女性に人気があります。月下老人以外にも色々な神様がいるので恋愛以外にお願い事がある方も行く価値がありますよ。
台湾の魅力についてご紹介しましたがいかがでしたか?台湾移住に興味が湧いているのではないでしょうか。最後に台湾移住のおすすめポイントのおさらいです!
台湾は日本からも近く気軽に行ける海外の1つです。海外に少し抵抗があるけど行ってみたいと感じている人には特におすすめです。
同じアジア人という事で見た目も近く、親日家が多い台湾には日本人は馴染みやすくストレスも感じにくいでしょう。
食べ物も美味しく観光スポットもたくさんあり物価も安い台湾。海外移住先にはもってこいではないでしょうか。
海外移住は一見ハードルが高いように感じますが今はネットで検索すると移住した人の経験談が書かれたブログなどの情報もたくさん出てきます。
特に日本人が書いたブログなら同じ感覚や疑問を持つことも多いので参考になるでしょう。
日本だけに捕らわれず海外まで今後の選択肢に入れることでたくさんの経験や今まで知らなかった自分自身が見えてくることもあるのです。
「郷に入っては郷に従え」ということわざがあるように違う国での生活はその土地の風俗や習慣に従う必要があります。
自分がよそから入ってきたのですから例え慣れない習慣やルールでもその国のやり方に従いましょう。そのためにはその国の慣習について知る必要があります。
海外移住を決めたらその国のことをたくさん調べましょう。そうすることで不安も取り除かれるはずです。
海外移住を決断するにはなかなか勇気がいりますよね。旅行とは違いますし長期滞在となると手続きも面倒です。
それにやはり違う国での生活は心細かったりします。ただ、それ以上に魅力がたくさんあるのも事実です。違う国の人と関わり、日本とは違う生活や環境、今までの考え方や視野が大きく広がります。
しかし言葉の通じない国で慣れない生活からのストレスやなどのデメリットやリスクもあります。そういうデメリットも踏まえて海外移住を考えましょう。
いかがでしたか?台湾の魅力をたくさん知って移住したくなったのではないでしょうか?人柄から食べ物まで日本人には住みやすい環境の台湾。海外移住を検討している方にお勧めです。一度訪れたらトリコになる事間違いなしです。
是非一度下見がてら旅行で台湾ん訪れるのも良いでしょう。自分の世界を広げる為にも日本だけに留まらず海外移住はとてもお勧めです。
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