「好きだけど付き合いたくない」ってアリ？その心理を男女別に解説！

好きだけど付き合いたくない考え方を持つ人、好きだけど付き合う気持ちになれない人…様々な考え方や心理があります。好きだけど付き合いたくないというのは色々な不安や思いがあり、付き合ったほうが良いと考えていても心がそれを拒絶してしまうこともあるのです。

そんな矛盾に対して、好きだけど付き合いたくないと思う自分にもどかしさ、相手への罪悪感を抱く人も少なくありません。そもそも何故自分がこんな気持ちになり、付き合わないという選択してしまうのか…本人すらもその心理を理解していないというケースも意外に多いのも事実です。

そもそも好きだから付き合うという考えに対して抵抗がある人もいます。好きだから付き合うという考えは当たり前というのは世間一般的な考えだと言えますが、中には好きだけど付き合える状態ではないと付き合うことに対して難しさを感じている人もいるのです。

男性に多い好きだけど付き合いたくない心理の中には、時間に余裕がないと嘆く人もいます。特に仕事が忙しく、自身のプライベートな時間すらも確保をするのが難しい人にとって、たとえ好きな人がいたとしても付き合う時間を作るのは到底不可能だと思えてしまうこともあるのです。

過去に恋愛経験がある男性にとって、恋愛における時間の大切さがわかっている人は少なくありません。時間に余裕がなければ折角付き合ってくれた女性を悲しませる、悩ませて不安な気持ちにさせてしまう恐れがある…それは容易に想造が出来ることなのです。好きだけど付き合いたくないのは矛盾をしているようでいて、実は好きだからこそ大切に相手を思う心理がなしていることでもあるのです。

好きだけど付き合いたくない心理の中には金銭的な余裕が関係していることも少なくありません。年代によって考え方は異なりますが、基本的に多くの男性は恋愛において男性側が金銭的な負担をすることが多いと考えています。そのため自身がその金銭的な余裕がないと、女性を満足させられないかもしれない、男としてのプライドが許さないかもしれないという考えに至るのです。

実際どんなに節約デートをしていたとしても、好きな人と付き合えば色々なことをしてあげたくなってしまうものです。好きだからこそデートに行き、たくさんの思い出を作りたいものでしょう。しかしそれが現実的に厳しいと考えてしまうと、付き合うのを躊躇してしまうのです。また金銭的な余裕がない自分を好きな女性に見せたくないという心理もあります。

自分に自信がないと好きだけど付き合いたくないと考えてしまうものです。付き合ったら自分は女性を楽しませてあげられるだろうか、もしかしたら嫌われてしまうのではないか…そんな不安やリスクを考えると、付き合いたいと思わないという男性も少なくないのが事実です。

特に自分そのものに自信がない男性にとって、彼女が出来る自分というものを想像出来ないという人もいます。恋愛経験がない、または少ない男性はそもそも付き合っている自分を想像出来ないという考えに至り、好きだけど付き合いたくないという心理が矛盾しているとも思わないのです。

過去に何らかの恋愛に対するトラウマを持っていると、好きという感情は理解出来たとしても付き合いたいとは思わないものです。たとえ付き合いたいという気持ちがあったとしてもトラウマがある以上「また傷ついてしまったらどうしよう」という不安がつきまとい、好きという感情だけで満足しようという心理が生まれ、傷つかないように1人でいることを選んでしまうのです。

特に過去の恋愛で何度も傷ついてきた人や自分の恋愛運のなさに落胆している人の多くは、好きだけど付き合いたくないと考える人は意外に多くいます。それだけ恋愛の傷はとても深く鋭く、また傷つくくらいならば好きなだけで留めていたい、付き合いたいとは思わないと考えてしまうのです。

好きだけど付き合いたくないと思うのは、好きだけど付き合う上ではどこか女性に引っかかる部分を感じるというケースもあります。ほとんどの場合好きという感情があればある程度の欠点や気になる点というのは目を瞑ることになりますが、それすらも出来ない何かがあると、好きだけど付き合いたくない、付き合おうとは思わないという気持ちが生まれてしまうのです。

たとえば好きな女性に男性の友人が多くいたり、どこかだらしないところが目に余ったり…明らかに付き合う上でトラブルになりそうだと判断出来る要素があると、好きだけど付き合いたくないという気持ちが生まれ、躊躇してしまいます。また付き合ったらそういった部分が見えて嫌いになるかもしれない、そんな可能性を恐れている心理を抱いていることもあります。

好きだけど付き合いたくないのは、付き合う前からすれ違いが起きそうというリスクが目に見えてしまっているからというものがあります。たとえばお互いに仕事や趣味が忙しい、または趣味や好み、考え方や価値観が違う場合には、たとえ好きという感情があったとしても付き合って距離が近くなればいつしか障害になるのではないか、と考えてしまうのです。

実際これらの不安要素は好きという感情だけで乗り越えていくのは難しい問題でもあるでしょう。最初は好きだからという理由で許せていたとしても、徐々にそれが許せなくなってくるというケースも少なくありません。予め不安があると、好きだけど付き合おうとは思わないという気持ちが出てきてしまうのです。

好きだけど付き合いたくない心理には、結婚願望が自分にないというケースも今は珍しくありません。特に20代後半から結婚を意識する女性は増えてきて、そんな結婚願望、または結婚の考える年齢の女性と付き合ったとしても自分がその望みや期待に応えられないとわかっている以上、好きだけど付き合うのは相手を傷つけることになるという考えに至るのです。

また、女性の中には好きだから結婚したいという考えを持つ人もいます。男性にももちろんいますが、その逆の考えである好きだけど結婚はしたくないという考えを持つ人にとって、付き合うのはとても重く感じてしまうのです。さらに好きだから結婚したい人にしてみればそういった考えは矛盾であり、その矛盾を指摘される可能性がある以上考えが違う相手と付き合うのは難しいと言えます。

好きだけど付き合いたくない心理には、男女逆の立場というケースもあります。男性側は結婚を考えたいけれど、女性側に結婚願望がないことを知っていると、結婚願望がある女性を探して結婚をするほうが将来的に良いかもしれないと思うのです。どちらにしても結婚への温度差があると、好きだけど付き合いたくないという心理が生まれやすくなってしまうと言えるでしょう。

自身が今絶好のモテ期である場合、好きな女性がいたとしてもモテ期を楽しみたいという気持ちや欲望が強くなってしまい、特定の女性と付き合いとは思わないという考えが出てきてしまうこともあります。実際モテ期であるならば、特定の女性と付き合ってしまうとモテ期が終わってしまう恐れが出てきてしまいます。特に今まで女性にちやほやされた経験がない人からしてみれば、惜しいとすら思ってしまうのです。

男性同様、好きだけど付き合いたくない心理には時間に余裕がないというケースが当てはまることもあります。特に仕事に精を出している女性にとって、自身の仕事やキャリアへの時間が大切であり、恋愛は二の次だと考えてしまうというわけなのです。

また仕事ではなく趣味や友人関係を優先している場合には、恋愛をする時間はないかもしれないと思い、好きだけど付き合わなくても良いという考えが生まれてくることもあります。男女共に恋愛よりも優先したい物事があると、好きだけど付き合いたくないという気持ちが生まれやすくなると言えるでしょう。

好きだけど付き合いたくない心理には、他に気になる人がいるものがあります。好きな人はいるけれど、もしかしたら好きな人よりも少しでも気になっている人と付き合ったほうが自分は幸せになれるかもしれない…そう考えると、たとえ好きでも付き合うことに対して躊躇してしまうというわけなのです。

女性は恋愛において現実主義なところがあり、将来を考えた上で交際を考える人も少なくありません。そのため好きだけど付き合うのは考えてしまうという男性に時間や金銭的に余裕がない、引っかかる性格や価値観があると予めわかっている場合、好きだけど付き合いたくないという心理が生まれてしまうのです。

男性同様に自分に自信がない女性は付き合うことを躊躇う傾向にあります。自分に自信がない女性にとって、自分と付き合う男性は苦労をするかもしれない、満足させてあげられないかもしれない、何かがきっかけで嫌われてしまうかもしれないと、ありとあらゆる悪い可能性を考えてしまい、付き合うことに踏み切るのが難しくなってしまうのです。

特に女性は幼少期から見た目に関して判断されることは少なくありません。過去に嫌な思いをした経験がある女性は酷く自信喪失をしている可能性があり、付き合うことに対して戸惑いを見せてしまうのです。また、恋愛経験がない女性は自分に自信がないという特徴を持っている人が多く、そんな不安が好きだけど付き合いたくないという気持ちを芽生えさせてしまうと言えます。

恋愛に何らかのトラウマを抱えていると、付き合うことに対して異常に怯えてしまう女性もいます。特に体の関係になって傷つけられた、捨てられてしまったというようなトラウマを抱えている女性にとって、付き合うということはリスクそのものであり、また捨てられたら心身ともにボロボロになってしまうと考えて怖くなってしまうのです。

自分に結婚願望があるものの、好きになった男性に結婚願望がなかった、または結婚願望はあっても現実的に考えて難しい相手だったという場合には、付き合うとは思わないことに繋がるケースもあります。特に結婚を意識する女性にとって、時間のなさに焦る人は少なくありません。少しでも早く結婚出来るように、幸せになれるように、好きという感情と結婚を切り離して考えている人は意外にも多いのです。

実際付き合って結婚をして子供を産んで…そういったことを考えていくと、ある程度の年齢になればタイムリミットが迫っていることを感じてしまうものです。好きだけど結婚は難しそうと思えてしまうと、好きだけど付き合いたくないという矛盾を受け入れ、新たに自分の理想に合う人との恋愛に向けて前進していくのです。

女性は男性と比べて人間関係や人に対する情報を多く持っていることが多くあります。そのため好きになった男性に悪い噂、特に金銭的な問題や女性関係に関する噂などを耳にしてしまうと、好きだけど付き合いたくないという気持ちが芽生え、次第に恋心を忘れようと努力をしていくようになります。

特に女性関係にだらしない噂があると、自分が弄ばれるリスクを無視することは出来なくなります。傷つけられる可能性が高い以上付き合おうとは思わないと自然に思えてきますし、まだ付き合っていない段階ならば引き返せると感じ、次第に好きだった人から距離を取っていくようになるのです。

女性は男性と比べて恋愛の横の繋がりなどを警戒する傾向にあるため、たとえ好きだったとしても好きな男性が知り合いの元カレだと知っていれば、付き合うことを躊躇してしまうことがあります。

特に身近な知り合いの元カレだった場合、身近な人間関係に溝が生まれる可能性や、悪口などの嫌がらせを受けてしまうリスクも出てくる可能性が考えられるため、面倒事は避けるために自分の気持ちを諦める選択をする人もいるのです。

好きだけど付き合いたくないと言われた時の対処法としておすすめしたいのが相手の不安を取り除く努力をするという対処法です。好きだけど付き合いたくないというのは相手にとっても苦しいことであり、矛盾に対して後ろめたさを感じながらも自分の思いを犠牲にし、決断をしているのです。それを受け入れ、さらに不安を取り除いてあげる姿勢を見せることで、交際の可能性を高められるようになるのです。

好きだけど付き合いたくない心理には、自信のなさやトラウマという心理が関係していることが多くあります。そのため相手からしてみれば付き合いたいという気持ちや好きな人に対する安心感、信頼よりも【付き合ってしまえば傷つくかもしれない】という恐怖が勝り、付き合いたくないという心理が出てきてしまっていると考えられるのです。

そんな相手との関係を進展させるためにも、まずは相手を安心させてあげることが最も効果的な対処法になると言えます。友達という関係の中で信頼関係を築いていき、自分を知ってもらう、傷つけないということを伝えてあげることによって、相手のトラウマや恋愛に対する恐れの心理を和らげ、付き合いたいという心理に導くことに繋がっていけるのです。

好きだけど付き合いたくないと言われた時の対処法には、片思い宣言をするというものもいいでしょう。好きだけど付き合いたくないと言われたら、自分自身どうすればいいかわかりませんし、相思相愛ならば付き合いたいと考えてしまうものです。何より好きと言われているにもかかわらず、それを諦めるというのは酷な話であり、振られても片思いが続いてしまう可能性が高くなると言えます。

そんな可能性を実際に口に出し、相手に自分の真剣さをわかってもらうのがこの対処法の特徴になります。相手からすれば振ったにもかかわらず片思いを続けると言われてしまえば、その強い気持ちを理解しないわけにはいかなくなります。それだけ真剣に自分を想ってくれている…そんなまっすぐな恋心が相手の不安を気持ちを取り除いていくのです。

好きだけど付き合いたくないと言われたら、より魅力的になって出直すというのもオススメの対処法になっています。好きだけど付き合いたくないというのは矛盾していて、自分の中ではモヤモヤとしたもどかしい気持ちが残ることでしょう。そんな気持ちをバネにして、好きだけど付き合いたくないと思っていた気持ちを好きだから付き合いたいと思ってもらえるように、より好きになってもらう努力をしていくのです。

相手が自分を好きでいてくれる以上、より魅力的になれば相手も目を逸らすことは出来なくなります。魅力的になっていく好きな人に対し、嫌でも恋心や惹かれる思いを自覚することになり、そんな相手がなおも自分を好きでいてくれていると知れば、考え方や心理に変化が見られる可能性が高くなっていくのです。

好きだけど付き合いたくないと言われても、簡単に諦めきれないのが厄介な恋の心理の1つだと言えます。実際好きと言われたのに諦めるのは難しい問題で、どうにかして付き合いたいと思ってしまうのも当然でしょう。

そんな当然な思いを積極的にアプローチという形で好きな人にぶつけていきましょう。振られたとしても好きと言われた以上、諦めきれないのが心理です。相手が付き合いたいと思ってくれるように、相手の心理を理解し、何故付き合いたくないと思われているのかも考えた上で、効果的なアプローチ方法を探して距離を縮めていきましょう。

好きな人から告白をされて、けれと付き合おうとは思わない場合、その率直な気持ちを相手に伝えてみるのも対処法の1つです。好きな人からの告白や付き合いたいという思いはとても嬉しいものですが、自分の中に矛盾した気持ちがあり、それを心苦しく思うのであればそれを相手に話して気持ちをスッキリさせるのも悪いことではありません。

もしかしたら相手はあなたの素直な気持ちを聞いて、何らかの対処法を打ってくる可能性もあります。それでも付き合おうとは思わないのであれば、その時はキッパリと振って関係を終わらせてあげるのが良いでしょう。しかし自分の素直な考えや気持ちを話した上で相手が何らかの対処をし、自の心理が動かされることがあれば、その時は自分の素直な気持ちに従って行動してみてはいかがでしょうか。

好きな人からの告白の対処法の中には、他に好きな人がいるという嘘をつくというものがあります。これは嘘をついている自分も苦しいものになりますが、自分の好きという気持ちを相手に伝えない以上、相手は【両思いなのに付き合えない】という複雑な悩みを抱えずに済みます。自分自身も罪悪感が薄れていくので、出来るだけ傷つけない対処法で穏便に済ませたい人は、こちらの方法を試してみましょう。

ただしこの対処法には注意があります。好きな人がいる、または恋人がすでにいると嘘をついたのであれば、それを突き通していく必要があるということです。振ったとは言え好きな人なので一緒にいたい、もっと話したいと思ってしまうこともあるでしょう。しかし振った以上それは身勝手で、相手をとても傷つける行為になりかねません。

好きだけど相手を振るということは、ある意味自分の気持ちすらも振る行為に近いことになります。特にこの嘘をつく告白の対処法は、相手の期待に一切応えないという意思表示にもなります。たとえ好きなままでいたとしても、相手を傷つけてしまう恐れがある以上、今後は距離を考えた付き合い方を考えていきましょう。

好きだけど付き合いたくない心理はとても複雑で、付き合いとは思わないけれど一緒にはいたいというわがままな心理に悩まされてしまうこともあるでしょう。特に相手から告白された場合、振りたいけれど振った後に関係が終わってしまうのがとても悲しいと、勝手だとわかっていてもそんな心理や気持ちに苦しんでしまうものです。

そんな場合は友達でいたいと伝える対処法が良いでしょう。ただしこの対処法は相手の答えを最も尊重しなければならないという対処法でもあるのを忘れてはいけません。相手は好きで付き合いたいからこそ告白をしたのであり、友達から関係を進展させたいから気持ちを告げてきたのです。つまり告白をした時点で相手は【友達でいることをやめよう】と決断していると言えます。

そのためいくらこちらが友達でいたいと伝えても、相手はそれを拒絶する可能性が十分にあります。実際付き合えない相手と友達で居続けるのには心理的にも負担があり、難しい問題です。しかも自分の好意を知っている相手と友達になるというのは、どんな付き合い方やどんな目や心理で相手と接していけばいいのかわからなくなってしまうものです。

この対処法は上手くいけば気まずくならないで相手とこれからも仲良く出来る振り方になりますが、相手の心理を十分に理解し、関係がこれで終わる可能性を覚悟した上でやる必要がある対処法でもあります。自分の心理と相手の心理を踏まえた上で、この対処法を試すかどうかを考えて試すようにしましょう。

好きだけど付き合いたくないのは様々な恋愛心理の1つです。好きだけど付き合いたくない気持ちと向き合っていくことは簡単ではありませんが、お互いが心理を理解して向かい合えば、お互いにとってベストな関係を築けるはずです。歩み寄ることを大切にしていきましょう。