2018/12/27
新川理沙
2018/12/05 更新
「自分は人間嫌いかもしれない・・・」そう思ったこと、ありませんか?本記事ではどうして人間嫌いになってしまったのか?といった原因・心理や客観的に見た人間嫌いの特徴、克服法や人間嫌いな人でも向いている仕事などをご紹介します!
あなたは人間が好きかと聞かれたらなんて答えますか。今の世の中人付き合いに悩んでいる人は大勢いると思います。本記事では人間嫌いな人の詳しい特徴と心理、人間嫌い診断、向いている仕事、克服法ついて紹介していきます。是非参考にしてみてください。
人間嫌いとは言葉の通り世間の人と付き合うことを嫌う人のことをいいます。人付き合いが苦手という人は多いですが、人間嫌いとなるとかなり重症ですよね。
人間嫌いな人には、初めから人間が嫌いという人はおらず、「過去にトラウマになる経験がある」「自分に自信がない」等それぞれ何かしらの原因があって人間嫌いを発症しています。
そのため心が繊細な人やまじめな人が人間嫌いになりやすいといわれています。
人間嫌いな人にも色々なタイプな人が居ますが、もしかしたら共通点があるのかもしれません。ここでは人間嫌いな人にはどんな特徴があるのみていきましょう。
人間嫌いな人は、人と関わりたがらないという特徴があります。人間嫌いな人には気を遣いすぎてしまう人が多く、「この人はこれを言ったらどう思うだろう」「こう行動したら嫌われてしまうのではないか」と言動一つ一つを気にしてしまい気疲れしてしまいます。
また人間嫌いな人にはプライドが高い人も多いという特徴もあります。誰だって人から低い評価をされたり、他人と比較して劣等感を感じたくありませんよね。
人間嫌いな人のは、そもそも人と関わらなければ他人からの目を気にしたり比較する必要がないので、気楽に過ごすことが出来るのです。
人間嫌いな人は人と居ると落ち着かないという特徴があります。そのため必然的に一人で居ることが多くなります。一人で居れば周りに気を遣ったり、人の目を気にせず自分の殻に閉じこもることが出来ます。人嫌いな人にとって外部との接触がない程楽なことはありません。
仕事の休み時間、休日も一人で過ごすという方が多いのではないでしょうか。人間嫌いな人は一人の時間の楽しみ方を知っています。一人で過ごしていて寂しいという感情より、一人になれて清々するという気持ちのほうが大きいです。
あなたの周りにも遊びの約束をしたがらない人や、飲み会に誘ってもなかなか来ない人がいませんか。人間嫌いな人は、誘いにはあまり乗らないという特徴があります。人間嫌いな人は、人と話すことや気を遣うことに物凄くストレスを感じます。
人と居ることが好きな人は、楽しいと感じることでも人間嫌いな人にとっては人と居るだけでも憂鬱です。誘われそうな空気になったらその場を立ち去る、人と会う約束はしない等、人と関わる機会を遮断している人も多いはずです。
勇気を出して遊びに行っても疲れてしまい、家に帰って眠ればよかった、一人で好きなことをすればよかったと思ってしまいます。周囲の人も段々と誘ったら迷惑かもしれない、と誘うのをためらうようになってしまうため、どんどん一人の時間が多くなります。
人間嫌いの人は、中々人のことを信用できないという特徴があります。「この人は本当にそう思っているのか」「本当はばかにしているんじゃないか」「どうせ口だけだ」と、心理的にマイナスな事をたくさん考えてしまいます。
人を信じられたらどれだけ楽かと思っている人も多いです。信用したい人のことを信用できないのはとても苦しいです。あなたの周りに人間嫌いな人が居たら疑われてしまっても少し向き合ってみてあげてください。心を開くきっかけを待っているかもしれません。
人間嫌いな人にはコミュニケーションをとるのが苦手な人が多くいます。人間嫌いな人は何かしらの理由で人と接することに苦手意識を持っているので、自分の話しをあまりせず聞く側になることが多いのが特徴です。
相槌をしたり言葉も返すよう努力しますがうまく反応できなかったり、心のなかでは苦手な話しを早く終わらせたいと思っているため会話が続きません。自分の中で精一杯反応しているつもりでも愛想がない、感じが悪いと思われてしまうこともあります。
人間嫌いな人の中にも表面上愛想よく振舞えるタイプの人もいます。しかし自分の内面に踏み込まれることを嫌うため、自身の深い話しをしたり相手のテリトリーに踏み込んだりはしません。そうすることで自分自身を守っています。
人間嫌いな人にも人間を嫌いになった原因があるはずです。ここでは人間嫌いな人の心理や原因について探っていきます。
人間嫌いな人には、自分のことが嫌いな人が多いのも特徴です。性格、外見、過去、話し方等、なにかしらにコンプレックスを感じるという心理からきているのではないでしょうか。
心理的に、自分に自信がない部分があると人にもそう思われていると考えてしまいます。自分に対してマイナスな感情を抱いている相手と話すことはとてもストレスを感じますよね。
また自己評価が低いので、自分と人を常に比べて劣等感を常に感じています。人と接していると、自分のコンプレックスを強く感じてしまうという心理から人との関わりを避けるようになってしまいます。
自分の内面を見られたくないというのも、人間嫌いな人の特徴です。自分のコンプレックスや、後ろめたいことを人に隠しながら生活しているという人も多いと思います。誰だって自分のマイナス部分はあまり見られたくないですし、さらけ出すのは怖いですよね。
人間嫌いな人は心理的に踏み込まれたくないから人の深いことまでは探らないようにしようと思っているようです。人間嫌いな人は自己防衛の気持ちが強いためどんどん人と関われなくなってしまいます。
人間嫌いな人にはすぐに人のことを嫌いになってしまうという人も多いのではないでしょうか。その人がいい人だとしても、だんだん嫌なところばかりが目に付いてきて、気づいた時には嫌いになっていいるというのも人間嫌いな人の特徴かもしれません。
人といることで自分の嫌な部分を感じてしまったり、相手と比較することで劣等感や嫉妬心が生まれてしまうという心理から、知らず知らずのうちに相手のせいにして嫌なところを探してしまうのかもしれません。
人間嫌いな人には過去にいじめ、人から裏切られた、親や恋人からDVを受けた、大失恋をしという経験をした人が多いのも特徴です。辛い経験をしてトラウマになると中々抜け出すことができませんよね。もうあんな思いはしたくないと心理的に人を避けるようになってしまいます。
人間嫌いな人にはただ人が嫌いという人は少なく、傷ついた経験から心理的に人を嫌いになってしまうというパターンが多くあります。元々は繊細で優しい心の持ち主というのも人間嫌いな人の特徴です。
話すのが苦手というのも人間嫌いな人の特徴です。
人間嫌いな人は、何を話したらいいのかわからないということも結構あります。
人間嫌いな人が人と話さなくなってしまうのには、話しに自信がない、自分の話しをしたくない、外見に自信がない、人に関心がわかない等、様々な心理的理由があると思います。
そういった心理で人との会話避けるようになってしまったり、話しても表面的な会話ばかりで長く続かないということが多いので、どんどん人と話すのが苦手になってしまいます。昔はもう少し話せたのにと落ち込んでいる人も多いはずです。
ここまでの特徴を読んで「私は人間嫌いなのでは?」と不安に思う人も多いはずです。ここでは心理テスト等によって、人嫌いを診断できるサイトを紹介しています。
上3つは人間嫌い度の診断、下2つはあなたがどのようなタイプの人間嫌いなのかを診断します。診断結果によって「私ってこんな風に思ってたんだ」とハッとすることがあるかもしれません。
以下の診断をして人間嫌いかどうかチェックして見てください。
診断の中で当てはまる項目が多かった人は要注意です。
仕事をしていると人付き合いを避けることはできません。人間嫌いな人は、人と話す場所に行くというだけで憂鬱ですよね。ここではそんな人間嫌いな人にぴったりなお仕事を紹介します。
在宅ワークは、名前の通り自宅でできる仕事です。初めのうちはインターネットを通じて仕事の契約ができるクラウドソーシングのサイトに登録することをおすすめです。
ライティング、テープ起こし、簡単な入力作業等初心者でも出来るものから、イラストや音楽制作が得意な人は自分の能力を生かして好きなことを仕事にすることもできます。
契約相手とのやりとりは、ほとんどメッセージのやり取りで済ませることが多いので、人と会うことなく自分のペースで仕事を進めることができます。
在宅ワークをしたいけど、特別な能力もないし何をしたらいいのかわからないという人にはライターの仕事がおすすめです。
文章を書くことが得意な人はもちろん、文章を書くのが苦手という人でも与えられたテーマについて調べてまとめるという仕事もあるので慣れれば簡単に書くことができますよ。
ライターの仕事はクラウドソーシング等で依頼を受ける、個人のブログで広告の利益を得る方法などがあり稼ぎ方は人それぞれです。自分にあったスタイルを見つけてください。
派遣会社に登録すれば単発で1日のみから仕事することができます。登録も説明会のようなものなのであまり人と話さずにすみますし、現在はネット上で登録できるものもあります。
仕事内容は、事務、軽作業、イベント設営、ティッシュ配り、チラシ配りなど様々な職種があり、自分にあった仕事を選ぶことができます。人と話すことが嫌で黙々と作業をすることが苦でない人であれば、工場や倉庫での軽作業がおすすめです。
人間嫌いな人の中にはずっと同じ環境下での人間関係は耐えられないけれど、短い期間なら大丈夫だという人も居ると思います。1日のみではなく1週間や1ヵ月単位の仕事もあるの自分と相談しながら期間を決めていきましょう。
人間である以上、人付き合いをしながら生きていかなければなりません。人間嫌いを克服できないと自分自身もいつまでも苦しいままですよね。ここでは人間嫌いを克服したい人のために5つの克服方法を紹介します。
人間嫌いで苦しんでいる人の中には、現在置かれている環境が良くなくて人嫌いになってしまったという人も多いでしょう。学校や会社の雰囲気が嫌いだったり、嫌な人が居て心理的なストレスを感じているのかもしれませんね。そんな人は環境を変えてみましょう。
人間嫌いな人は、人を嫌いになってしまうほどの頑張り屋さんで責任感の強い人です。なので今の生活から離れることは逃げることだと思ってしまうかもしれませんが、自分にとって良くない場所から離れることは前に進むために必要です。
自分の幸せのために自分がストレスだと感じるものは切り離しましょう。
また人付き合いにおいても自分で人を選ぶことは大切です。自分に害を与える人、一緒にいてストレスを感じる人はあなたにとって良い影響を与える人ではありませんので、居心地の良いと思える人と付き合いましょう。
ストレスのある状態では全ての物事をマイナスにとらえてしまいがちです。そんな状態では人の良いところも中々見えてきませんよね。ストレスのない健康的な生活を送っているうちに周囲の人の良さを見つられるようになり、人付き合いも悪くないと思える日がきっと来るはずです。
人間嫌いな人は気遣い屋さんが多い特徴があります。人と話しをする時は、なんて返そうかどう行動したらいいか常に気を張っていませんか。でも他の人の言動を観察してみてください。
人付き合いが上手な人は案外人の気持ちを考えて発言するよりも自分の意見をきちんと伝えているものです。相手の気持ちを考えすぎてしまうため普段は人に合わせてばかりで自分の気持ちから目を背けてしまうかもしれませんが、まずは自分の気持ちに耳を傾けてあげてください。
自分はこういう時こんな風に思うんだと気づくことがきっとあるはずです。自分の気持ちに気づくことが出来たらそれを少しずつ人に伝えられるように頑張りましょう。あなたが正直になることで人付き合いへの抵抗が少しなくなるはずです。
人間嫌いな人のほとんどは自分自身のことが嫌いだと思います。自分が嫌いだという人は、自分の悪いところにばかり目がいって自分の良いところには気づけていません。
自分の良いところなんてわからないという人は、人から言われたことや褒められたことを思い出してみましょう。その中にきっとヒントが隠されています。
自分に自信をつけて人と話す勇気を持つことができれば、人嫌いを克服するきっかけになるかもしれませんね。
人間嫌いな人は人に甘えるのが苦手という特徴の1つです。人間嫌いな人は中々心を開けずに辛い思いをしていると思います。でもあなたのことを知りたい、理解したいと思って居る人はきっと居ます。
自分に関心を持ってくれる人が居たら、思い切って自分のことを話してみませんか。本当の自分を知られたら幻滅されてしまうと恐れてしまうかもしれませんが、相手の人からしたら、あなたが内面をさらけ出してくれたということだけで嬉しい気持ちでいっぱいです。
自信がなくなってしまった時も受け入れてくれる人が居れば、こんな自分でも良いんだと自信が持てるはずです。
相手が自分のことをわかってくれていたら楽だと感じることはありませんか。人と話すのが苦手なだけなのにそっけない、感じが悪いと誤解されることも多いのも人間嫌いな人の特徴です。
でも「人身りで話すのが苦手なんです」と公言しておくだけでも相手のイメージは随分変わってくると思います。相手に誤解されないためにも私はこういう人なんだと知らせておくことは大事です。
また自分の話しをすることで相手も親しみを持って話しをしてくれるようになり話題も増えていきます。その中で人と話すことの楽しさを見つけてみてはいかがでしょうか。自分の居やすい環境を作るためにも自分のこと話せるように少しずつ努力していきましょう。
いかがでしたでしょうか?ここまで人間嫌いな人の特徴や心理、人間嫌い診断、向いている仕事、克服法までをご紹介しました。人間嫌いの人も、周囲に人間嫌いの人がいる人も、共感する部分があったのではないでしょうか。
誰だって嫌いなものをすぐに克服するのは中々難しいですよね。まずは自分にとって楽な生き方を見つけて見てください。自分と向き合いながら少しずつ人間嫌いを克服できるといいですね。
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