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    独りよがりの意味と特徴は?恋愛・仕事・友人関係まで徹底解説!

    人の性格を表現するときに使われる「独りよがり」という言葉。具体的にどのようなことを表すのか、本当に意味を理解して使えていますか?今回は「独りよがり」の正しい意味や、恋愛や仕事での特徴、さらには改善方法まで解説していきます!

    独りよがりはどういう意味?

    独りよがりな性格、独りよがりな人、独りよがりな言動…そんな独りよがりという言葉はよく耳にすることが多い言葉の1つです。意味で言えばプラスのものではなくマイナスのものになっていて、良い印象を受けないと思っている人も多いのではないでしょうか。

    実際独りよがりの意味というのは簡単に言うと【自分さえ良ければいい】というものになっています。

    自分さえよければ良い、他の人の意見は二の次である…そんな意味が含められた言葉なので、主に自分勝手な振る舞いをする人などに使われることが多いと言えるでしょう。

    さて、そんな独りよがりの言葉について今回は注目をしていきます。

    独りよがりな人の特徴を知って何らかの対処をしていきたい人や、独りよがりな人だという自覚がある場合には改善のヒントになることを見ていきましょう。

    また、独りよがりな人の恋愛観や仕事に対する考え方などについても触れていくので、独りよがりな人が周囲にいてその人のことをもっと知りたいという場合には、是非そちらもチェックしてみてください。

    独りよがりの使い方

    独りよがりな人の特徴や性格、恋愛観や仕事観、改善方法などを見ていく前に、まずは独りよがりの言葉の使い方について見ていきましょう。

    独りよがりという言葉の使い方を知ることによって、独りよがりの意味について深く考えられるようになっていきます。また、イマイチ意味についてよくわかっていないという人も使い方に触れれば意味に対しての理解力も上がってくるはずです。

    日常的によく耳にする独りよがりという言葉。どういったシーンで使われる言葉なのか、使い方をいくつか見ていきましょう。

    独りよがりな性格

    独りよがりな性格というのは、独りよがりの言葉の使い方でよく使われるものでしょう。意味については【自分勝手な性格】【自分本意な性格】というように考えてみると、独りよがりな性格の使い方がわかってくるかと思います。

    特にこの使い方の意味は、自分勝手な人物そのものに当てはめる使い方になるため、身近に自分勝手な性格の人がいる場合にはぴったりの使い方になるでしょう。

    独りよがりな態度

    独りよがりな態度というものは、たとえ普段独りよがりな振る舞いが見られない人でも時たま見られることのあるものになっています。

    意味としては自分のことしか考えていない、自分が良ければそれでいいと思えるような態度を取る人に用いられる使い方になっています。

    たとえば不機嫌なことがあったり、何かに焦っていたり…そうなると人は余裕がなくなってしまい、ついつい独りよがりな態度を取ってしまうことがあるでしょう。自分勝手な振る舞いは誰もがしてしまうものですし、見かけてしまうこともあります。

    独りよがりな言動

    独りよがりな言動の意味は、自分勝手で自分さえ良ければいいと思える言動です。この独りよがりな言動については、独りよがりな性格の人や独りよがりな態度を取っている人がよく使ってしまう言葉でもあります。

    たとえば他人が傷つくことや他人が不利益を被るようなことがあったとしても、自分に利益があるならば、それを1番良い考え方として周囲に意見してしまう時に使われる言葉です。

    ケーキが3つあってそれを2人で分けようと思った時に、1つを半分にすればいいものの「私は3つ食べたいから、あなたは3つのケーキを私に譲ってね」というような使い方が独りよがりな言動のわかりやすい例となるでしょう。

    独りよがりな考え方

    独りよがりな考え方というものは、独りよがりな言動と通じるものがあります。それも、独りよがりな考え方から言動として現れるため、独りよがりな考え方の使い方の隣には必ず独りよがりな言動があると言えるでしょう。

    たとえば先程例に挙げた3つのケーキをどう分けるか、というものについても、独りよがりな考え方があってこそ出た言動だと言えます。

    また、独りよがりな考え方は恋愛観や仕事観でもよく使われる使い方です。言動に表さなくてもその人の性格や行動の根本となるものが、独りよがりな考え方という意味になっています。

    独りよがりな人の特徴【恋愛編】

    続いて独りよがりな人の特徴の中でも、恋愛の価値観について見ていきましょう。独りよがりな使い方や意味がわかったところで、恋愛に対して独りよがりな人はどんな考え方や恋愛観を持っているのかとても気になるものです。

    また、恋愛に対する考え方や特徴は自分自身が自分勝手な恋人に捕まらないためにも知っておいて損はありません。

    独りよがりな人には恋愛においてどんな特徴があるのか早速見ていきましょう。

    理想が高い

    独りよがりな人の恋愛で多い特徴なのが理想が高いというものです。理想は誰もが持っているものですが、ある程度現実的な考えとすり合わせないと恋愛をするのは難しくなってしまいます。

    しかしこの独りよがりな意味には、自分の理想こそが全てであり、理想に見合う人物としか恋愛をしたくないというものになっています。そのため、ある意味現実の恋愛を知らない、恋愛経験が少ない、またはない人に多い特徴とも言えるでしょう。

    理想が高く独りよがりな人に多い特徴なのが、頻繁に理想に合わない異性を見下してしまうというものです。また、他人の恋人に対して自分の理想通りじゃないと見下したりダメ出しをしたりすることも多く見受けられます。

    異性を選り好みする

    独りよがりな人の恋愛で多い特徴の1つなのが、異性を選り好みするというものです。これは理想が高いという意味にも近いものですが、とにかく理想や好みに合う異性に対して上から目線であり、自分が【選べる立場の人間】だと思いこんでいるのです。

    独りよがりの意味には決めつけというものがありますが、その意味もこの特徴には強く見られるものになっています。自分が常に選べる立場であり、選ばれるという考えを持っていない人は独りよがりな考え方を持っていると考えていいでしょう。

    自分に恋人が出来ない理由も理想の相手が見つからないから当たり前である、という相手がいないことに対しての言い訳も多く見られる特徴です。

    異性に対しての固定概念が強い

    独りよがりな恋愛の考え方の特徴には、異性に対しての固定概念が強いというものがよく見られます。これも独りよがりの意味である決めつけであり、【女性はこうである】【男性はこうである】という考え方が強い人に見られる特徴だと言えるでしょう。

    特にこれも理想が高いという特徴でも見られている、恋愛経験が少ない、またはない人に多い傾向にあります。身近に異性がいないと勝手な想像や理想像で異性というイメージを構築してしまうため、独りよがりの意味の1つである決めつけをしてしまうのです。

    異性に対して常に固定概念で決めつけていくため、異性から嫌われることがほとんどです。なかなか恋人が出来ない理由なのも異性のせいにすることも多く見られるというのも、この特徴に多く見られると言えるでしょう。

    束縛をする

    独りよがりな恋愛の考え方の特徴に多く見られるのが、束縛をするというものです。束縛をしたいという欲求や嫉妬心は恋愛をしていれば自然に芽生えるものですが、さらにそれを恋人や片思いの相手に押し付けてしまう行為や考え方が独りよがりな恋愛の考え方になってしまいます。

    たとえば恋人に対して自分以外との連絡は出来るだけ控えて欲しいと伝えたり、逐一何をしているのか報告をしてほしいと訴えたり…それは恋人の日常生活や人間関係など、所謂自由な部分を縛る行為になります。

    中にはそんな束縛すらも愛情だと受け止められる人もいますが、ほとんどの人は独りよがりな考え方や行為だと感じ、窮屈に思えてしまうのです。この考え方は束縛が激しい嫉妬心が強い人に多い特徴とも言えるでしょう。

    ~してあげてるという言動が多い

    独りよがりをしているという自覚がない人に多く見られる特徴なのが、~してあげてるという言動が日常的に見られるというものです。~してあげてるという言葉が自然と出るということは、相手に恩を着せているという自覚があると考えられます。

    特にこれは片思い中に見られるものとなっていて「たくさんプレゼントしたのに何で恋人になってくれないの?」というのはかなりわかりやすい例えとなるでしょう。

    ~してあげてるというのは必ず自分に恩が返ってくるはずだ、という見返りを求めている心理が込められた言葉なので、恋愛というシーンでよく使う人は自分の思ったとおりの見返りが返ってこないとより自分勝手な振る舞いを加速させる傾向にあるため注意が必要です。

    悲劇のヒロインタイプ

    独りよがりな人の特徴には悲劇のヒロインタイプというものがあります。悲劇のヒロインタイプの人はとにかく自分が被害者という立場なので、たとえトラブルが起こった時に自分が原因だったとしても、自分を棚に上げた発言や振る舞いが多く見られます。

    特にこの悲劇のヒロインタイプな独りよがりな人は恋愛依存なところも多いため、浮気性なところも多く見られるという特徴があります。しかしたとえ浮気をしたとしても「恋人が私を寂しがらせたから仕方がないじゃない」と責任転嫁をしていくのです。

    また、自分が悪いの…というような素振りを見せるところもありますが、心の底では非を認めていないこともほとんどです。非を認めた素振りを見せつつ、周囲の気や同情を引き、自分の正当性を証明しようとしているのです。

    常に2人きりでいたがる

    恋愛において常に2人きりでいたがる人は、独りよがりな性格の可能性大だと言えます。付き合いたての頃は誰もが2人きりでいたがるものですが、それも限度がありますし、長く続くものでもありません。しかし限度を越えて常に2人きりでいたがる人は独りよがりな可能性が高いのです。

    常に2人きりでいたがる心理としては、相手を束縛しておきたい、他の人の目に触れさせたくないという独りよがりな考えからくるものになっています。

    恋愛が最優先の恋愛体質

    何事も恋愛が最優先の恋愛体質の場合だと、独りよがりな性格の可能性が高いと考えられるでしょう。恋愛がとにかく大事であり、常に恋に恋をしている状態なので、自分が恋をしてテンションが上がっていることが1番だという考えを持っています。

    そのため恋愛に対しての理想なども強いため、恋愛はこうあるべきである、という固定概念や決めつけが多く見られます。固定概念や理想が強いため、恋人や片思いの相手に対して独りよがりな考えを押し付けてしまうことも多くなってしまうのです。

    また、恋愛最優先の恋愛体質の人は趣味や人付き合いよりも恋愛を優先するため、それを恋人に対しても強いることが多くあります。自分を何よりも1番にして欲しいという無理強いが独りよがりな考えに繋がるのです。

    何でも尽くす世話焼き

    実は何でも尽くす世話焼きの人も独りよがりな人の特徴として見られるのです。何でも尽くすタイプというものは聞こえは良いものですが、物事や人によっては「ありがた迷惑」に繋がることがあります。

    尽くすという行為が相手にとって良いという考えなので、相手の意見を聞かずに何事も尽くしてしまうこのタイプは、ありがた迷惑に繋がり、周りからは「良い人アピール」「尽くすことの押し売り」だと思われてしまいます。

    何かをしてあげる気持ちがたとえ無償の愛だったとしても、相手の意見や環境を考えずに何事も尽くしてしまうタイプは、無意識の独りよがりを他人に押し付け、満足してしまっていることがあるのです。

    恋人や片思いの相手の気持ちや考えを決めつける

    独りよがりな恋愛をする人に多く見られる特徴と言えば、考えを決めつけるという行為です。特に恋人に対して「あなたはこういう考えでしょう」と知ったかぶってしまう行為が多く見られると、独りよがりな恋愛をしていると見られてしまうことに繋がるのです。

    実際恋人同士ならばある程度お互いの考えを読めることは増えてくるものですが、100%理解するのは不可能です。しかし独りよがりな人の場合は全てを把握したかのように決めつけ、実際に恋人の意見には耳を傾けないことが多いため、トラブルに発展することもあるのです。

    また、恋愛経験が少ない人の場合は片思いの相手に対しても考えを決めつけるようなことをしてしまうこともあります。決めつけるからこそ「~してあげてる」という行為も多く見られ、独りよがりな恋愛を加速させてしまうのです。

    独りよがりな人の特徴【仕事編】

    続いて仕事の面で見られる、独りよがりな人の特徴について見ていきましょう。

    恋愛と同じように、独りよがりな人は仕事の面でも自分本意な考えが多く見られる傾向になっています。また、仕事はどうしても人付き合いが関係してくるため、予め特徴を知って対処法や接するヒントを得ておくことも大切です。

    仕事は長く続けるならばずっと同じ人と付き合っていくことにもなるため、特徴を知ってその人の考えや心理を予め知っておくようにしましょう。

    学歴重視

    仕事で見られる独りよがりな特徴というのが学歴重視です。独りよがりの意味と学歴とは関係がないように思えてしまいますが、学歴重視という特徴を持つ人は学歴で物事や人の善し悪しを決めてしまう傾向にあり、仕事において足を引っ張ってしまうことに繋がることもあります。

    実際学歴は大切なものですが、仕事をしていく上では実力や経験がモノを言うことも少なくありません。しかしそれを考慮せず、学歴で物事を決めつけてしまうため、結果的に仕事が非効率になることに繋がるのです。

    もちろん学歴重視でもそれを他人に押し付けることがない人もいます。独りよがりの意味でもある決めつけを他人にしている人が要注意人物になるため、仕事をしている時にそういった人が周囲にいる場合には気をつけましょう。

    年上・年下にこだわる

    仕事で見られる独りよがりな特徴には、年上・年下にこだわるというものがあります。年齢において立場を決めてしまうため、視野が狭くなるだけでなく、年上だから偉ぶる、年下だから手を抜いてもいい、というような独りよがりな考えを持ってしまうのです。

    独りよがりの意味には自分本位というものがありますが、年齢で物事を判断してしまう人は自分本位、自分に都合のいい考えを持つ傾向にあります。

    特に年上だからこそ知識や経験が年下よりなくても偉いという考えを持つ人が多いため、年下の仕事を効率化するアドバイスに耳を傾けず、業務に支障をきたしてしまうという話はSNSなどでもよく目にする話となっています。

    プライドが高い

    仕事面で見られる独りよがりな人の特徴にはプライドが高いというものも挙げられるでしょう。プライドは時に仕事を効率化し、周囲を刺激してくれることもありますが、ほとんどの場合はプライドが高いだけでトラブルを引き起こしてしまうものです。

    プライドが高く仕事が出来る人の場合は独りよがりなことを自覚しつつ、周りが文句言えないほどの成果を出して見せるものですが、ただプライドが高い人は周囲のアドバイスなどに耳を傾けず、自己流で仕事をして失敗やトラブルを招いてしまうことがあります。

    また、プライドが高い人はコミュニケーションも円滑に出来ないことも多く、トラブルの火種となることもあります。プライドがただ高いだけの人が職場などにいる場合には、注意深く観察をしておくとトラブルを未然に防げることにも繋がるでしょう。

    自分ルールを掲げている

    仕事で独りよがりな人に多く見られる特徴には自分ルールを掲げているというものがあります。特にこれは年配の方や学歴重視の人に見られるものになっていて、自分の考えが1番だから周囲も合わせるべきである、という独りよがりの意味でもある押し付けをしてしまっているのです。

    たとえば知識や経験が他の人のほうが優れていたとしても、自分が1番というプライドもあるため「自分の思い通りにすることが1番である」という考えを崩しません。結果的に不利益を被ったとしても責任転嫁していく傾向にもあります。

    特に自分ルールを掲げる独りよがりな人は他人の意見やアドバイスに耳を傾けないという傾向にあるため、そういった人が仕事場や周囲にいる場合には注意が必要です。

    地位が全てという考えの持ち主

    学歴同様に地位が全てという考えの持ち主も独りよがりな性格の持ち主だと言えるでしょう。この特徴は学歴も重視していることが多く、学歴を重視し地位も手に入れてしまった人は、特にこういった考えを持つ傾向にあります。

    地位が全てなので、たとえ部下が利益となるアドバイスや知識を披露したとしても耳を傾けることはしません。結局自分より下のものが何かを言ったところで、自分には及ばないという考えがあるからなのです。

    古いやり方に拘る

    独りよがりな考え方の人は、仕事において古いやり方に拘るという傾向にあります。古いやり方が全てであり、たとえ効率的な考えがあったとしても価値がないと決めつけてしまうのです。

    特にこれは年配の方に多いという特徴があり、地位や経験が自分にある分プライドが高くなってしまっているため、新しい知識を素直に受け入れられなくなってしまっているのです。

    また、逆に新しい知識ややり方こそが全て、という独りよがりな考えを持つ人もいます。古いやり方、新しいやり方、それだけでやり方を決めてしまい効率を見ていないため、仕事において足を引っ張る存在になってしまうことも多々あるのです。

    非を認めない

    独りよがりな人は基本的に非を認めません。意味の中にもあるように自分本位で物事を決めているため、自分にとって都合が悪いことには目を背けてしまうのです。

    そのためもともと独りよがりな性格の人は、仕事で責任がある立場だったとしても非を認めることをほとんどしません。それによってプライドが傷つけられることや、地位が脅かされることに繋がるため、非を認める=かっこ悪いことという考えを持っているのです。

    この特徴を持つ独りよがりな人は人間関係においてもトラブルメーカーになることがほとんどです。それによってさらに仕事に支障をきたすことになったとしても非を認めないため、周囲からは付き合いづらい人物として見られていることが多いでしょう。

    独りよがりな人の特徴【友人編】

    続いて、独りよがりな人の特徴で友人として見られる一面について見ていきましょう。

    友人として付き合っていく中で、合う合わないという相性はどうしても見えてくるものです。友人として付き合っていく以上、その相性を見極めることが大切なので、独りよがりな人の特徴を知り、付き合っていくべきか、または付き合い方についてを考えていきましょう。

    独占欲を出してくる

    独りよがりな人の特徴で友人関係を続けていくと見られるのが、独占欲を出してくるというものです。多少なりとも人は仲の良い人に対して独占欲を出してしまうこともありますが、胸のうちに秘めておく人がほとんどです。

    しかし独りよがりな人の特徴には、そういった独占欲をむき出しにしてくるというものがあり、仲良くする人を制限させる、または自分以外と仲良くすることに対して不満を漏らすなどの行動や言動が見られます。

    特にこの特徴は友人が少なく、さらには寂しがり屋な人に多い傾向にあります。限られた特定の友人しかおらず、その友人が他の友人と仲良くすると1人になるのではないか、という不安な心理が芽生えてしまうことで出てしまう欲求だと言えるでしょう。

    他人を見下すことが多い

    友人関係、または友人として付き合っていく上で垣間見える特徴なのが他人を見下すという姿です。友人に対しても他人に対しても、他人を常に見下す姿勢の人は独りよがりな性格である可能性大。見下すことで自分を正当化しようとしているのです。

    これも独りよがりの意味である決めつけからくるものになっています。他人を下だと決めつけることで、優越感や自身の正当性を感じたいという心理からくるものになっています。

    特にこれは友人に対して見られるものではなくても、たとえば食事に出かけた際に店員に対して横暴な振る舞いをするなどの姿が見られる場合には、独りよがりな性格である可能性が高いと言えるでしょう。

    時間にルーズ

    友人として付き合っていく上で、時間にルーズな人に出会ったことがある人も多いでしょう。実は時間にルーズな人物の独りよがりな性格の持ち主である可能性が高いのです。

    時間にルーズということは自分基準で物事を考えている、という独りよがりの意味でもある心理が当てはまります。他人へ迷惑がかかるとわかっていても時間にルーズになってしまうのは、心のどこかで都合よく解釈をし、自分ならば許されるだろうと思い込んでいるからなのです。

    そのため、時間にルーズな人に対してたとえ注意をしたとしても直ることはほとんどありません。上辺では謝っていたとしても内心は罪悪感も抱いていないため、直す必要がないという自分本意な考えが働いているからなのです。

    友人を決めつけた発言が多い

    独りよがりな人の中には、友人に対して決めつけた発言をするという人も多く見られます。これは独りよがりな人の代表的な性格であり、意味にもなっているため、一緒にいるだけで疲れてしまうことがほとんどでしょう。

    恋愛編でも紹介しましたが、こういった人は他人を理解していると知ったかぶったつもりでいるため、友人の考えや意見を勝手に決めつけ、たとえそれが違ったとしても正当化しようと必死になります。時には「素直になりなよ!」と見当違いなことを言ってくる場合もあるでしょう。

    考えをよく否定する

    独りよがりな人の性格で多いのが考えをよく否定するというものです。自分の考えが正しいという価値観の持ち主なので、他人の考えと自分の考えが違うと、すぐさま他人の考えを否定するのです。

    よく会話をしていて否定から入る人っていると思いますが、そういった人も独りよがりな考えの持ち主だと言えます。こうだ、と自分が信じたことしか受け入れられない考えなので、よく口論やトラブルに発展することもあります。

    思ったことを何でも口に出す

    独りよがりな人の性格で多いのが、思ったことを何でも口に出すということです。特にこの特徴は質が悪いものとなっており、思ったことを言う=素直な自分が素敵という方程式が出来上がっていることが多いのです。

    そのため、悪口を毒舌と履き違えたり、厳しいことを言うことがアドバイスだと勘違いしている人もいます。

    気に入らない人には執着する

    友人として付き合っていく中で相性が悪いと関係が疎遠になることはありますが、独りよがりな人の場合だと気に入らない人がいれば執着するという傾向にあるのもご存知ですか。

    自分を正当化したいという強い意思があるため、気に入らない人に自分の考えを認めさせたい、自分の考えを浸透させたいという気持ちから、執着してしまうのです。

    独りよがりな人は嫌われる?

    独りよがりの意味や特徴を見てきて、独りよがりな人は結局嫌われるのかどうかについて見ていきましょう。

    独りよがりの意味や特徴を知っていくと、接しづらい、トラブルメーカーという印象がついたという人が多いかと思いますが、実際周囲から独りよがりの人はどう思われているのか気になるものです。

    独りよがりの人は嫌われるのか、また、どういった印象を抱かれるのかについて見ていきましょう。

    自分勝手だと思われることが多い

    独りよがりの意味を見てわかるとおり、独りよがりな人は自分勝手な人だと思われることがほとんどです。実際心理的にも価値観的にも自分本意なものが多いため、そういった印象がついてしまうのは仕方がないことだと言えるでしょう。

    出来るだけ接したくない

    独りよがりの人は自分勝手な特徴を多く持っている人でもあるため、トラブルメーカーとなることが多いと言えます。そのため一緒にいることによって、トラブルや面倒事に巻き込まれてしまうリスクは高いと考えられます。

    それにより、出来るだけ接したくない、距離を置いておきたいと考える人も少なくありません。仕事で一緒に行動する機会があったとしても、必要以上に仲良くならないように距離を保つ人が大半だと言えるでしょう、

    本当の意味で信頼されることがない

    独りよがりな人は基本的に自分中心の考えの持ち主であり、接していくうちに周囲には考えが伝わってしまうものです。そのため、周囲から本当の意味で信頼されることがなく、上辺だけの付き合いになることがほとんどだと言えます。

    しかし独りよがりな人はその意味の通り、自分の都合のいい解釈をするので信頼関係が結ばれていると勘違いしていることも多いと言えます。そういった認識の違いが、さらなる独りよがりな行動や言動を加速させてしまうこともあります。

    独りよがりの改善方法は?

    独りよがりの人の特徴や意味、そして周囲からの印象を見てきました。中には自分自身が独りよがりな人なのかもしれない…と特徴や意味を見て感じた人もいるでしょう。

    そんな場合にはどうすればいいのか、独りよがりの意味や特徴を踏まえた上での改善方法について見ていきましょう。

    たくさんの考え方があることを知る

    独りよがりの意味を知ると、独りよがりの人の性格が自分本位であること、自分勝手や都合の良い解釈をしすぎるということも知れます。そもそも独りよがりな人は自分の考え=周囲の考えであるという考え方が強いため、改善するためにもまずはその考え方を正さなければなりません。

    十人十色という言葉があるように、人はさまざまな考え方や価値観を持っていて、誰1人100%同じ考えや価値観を持つ人はいません。だからこそ、必ず人と接する時は「自分とは考えが違うかもしれない」ということを前提に意識しておくことが改善方法では大切なことなのです。

    目で見たこと、聞いたことを信じる

    独りよがりな人は決めつけで物事を判断してしまうことがほとんどです。そんな決めつけがトラブルや人との距離を開けてしまうことに繋がるため、決めつける癖を直すことから初めてみると改善方法へと繋がるでしょう。

    とにかく自分の思い込みが勘違いを生んでしまうため、まずは目で見たこと、聞いたことを信じることから始めてみるのがおすすめな改善方法となります。ただしそれだけでは不十分であるため、気になることがあれば周囲の意見に耳を傾けることも意識しましょう。

    この改善方法の要は【自分を信じすぎない】というものです。自分を信じすぎる結果、独りよがりの意味でもある決めつけい行為をしてしまうと言えるため、それはリスクが大きいことを忘れないようにしていきましょう。

    他人の自由を認める

    独りよがりな人は自分の都合で物事を考えすぎる癖があります。しかしそれは他人を縛り、独りよがりな考えを押し付けることに繋がるため、他人の自由を認めることを意識してみることが改善方法に繋がります。

    他人の自由を認めるというのは、特に独りよがりで束縛をしたがる人には厳しい難題になるかもしれませんが、束縛から生まれる関係は虚無であることが多く、結果として何も残らないことがほとんどです。

    本当の意味で人と結ばれるためにも、他人の自由を認めること、その人自身を見つめることが改善していくために大切なので、まずは他人の自由を認めるところから意識してみましょう。

    独りよがりの類義語・対義語は?

    最後に独りよがりの類語や対義語について見ていきましょう。独りよがりの類語や対義語を知れば、より独りよがりの意味への理解を深めること、使い方を考えられることに繋がります。

    また、独りよがりを改善したいという人は意味を深く知ることで改善方法のヒントを得られることもあるため、独りよがりへの理解を深く示したい人は類語、そして対義語をチェックしていきましょう。

    類語の代表的なものは【自己中心的・エゴ・わがまま】

    独りよがりの類語の代表的なものと言えば、自己中心的やエゴ、わがままという言葉でしょう。意味としても独りよがりと同じもの、似たようなものになっていて、どれもが自分本位なことを意味するものになっています。

    そのため、独りよがりという言葉を使わずに多くの人は自分勝手な振る舞いを類語である、自己中やわがままという言葉を使うことで表していることが多いと言えます。特に自己中は気軽に使われる類語として有名でしょう。

    また、独りよがりの特徴でもある【尽くすこと】や【~してあげる】という意味に関しては類語である【エゴ】として表されることが多いと言えます。人によっては独りよがりと使うよりも、エゴなどの類語を使ったほうが意味も伝わりやすいと考える人が多いようです。

    類語である四字熟語【唯我独尊】

    独りよがりの意味を類語で表すならば四字熟語である【唯我独尊】もぴったりです。唯我独尊は独りよがりの意味でもある、プライドの高さ、エリート意識や優越感などの意味を持つ四字熟語なので、独りよがりの意味がわからない人は四字熟語に注目をするのがおすすめです。

    唯我独尊の意味を見てみると、必ずしもマイナスな意味を持つものではないというのもわかります。その点独りよがりの意味と比べてみるとやや意味が異なる類語に思えてしまうものでしょう。

    しかし、結局のところ独りよがりも使いようによってはプラスに働くこともあります。プライドを武器にして成果を上げる人もいますし、上手くリーダーシップを取る人もいます。どのように自分の考えを押し進めるかの意識の違いがプラス、マイナスの分かれ道となるのです。

    類語からわかる印象の違い

    類語、そして四字熟語や意味を見ていくと、独りよがりは言い方を変えればプラスの見方も出来る言葉や意味だということがわかります。

    特に類語でもあるプライドに関しては、必ずしもマイナスな印象になるとは限りません。武器になることもあれば、リスクとなることもあり、結局は本人が【独りよがりの自分をどのように使っていけるか】が鍵となっているのです。

    独りよがりという言葉だけでは悪い印象を受けますが、類語を見ると理解が深まり、心理が見えてきます。また、改善したい人にしてみれば類語は方向性を示す道標になることもあるため、改善したい人は類語に注目をしてみると目標を立てやすくなるでしょう、

    独りよがりの対義語は【協調性】

    独りよがりの対義語には協調性があります。協調性の意味は知ってのとおり、周りと合わせること、同調をすること、空気を読むことなどの意味や類語が挙げられます。

    この対義語の意味をよりわかりやすくたとえるならば、会議中が例に挙げやすいでしょう。会議をしていて独りよがりの人の場合には自分の意見のみを突き通そうとしますが、対義語である協調性の場合には周りの意見を聞いて意見を導き出そうとします。

    対義語である協調性はコミュニケーションを円滑に取っていく上では重要なものとなっており、独りよがりの人は対義語である協調性が欠けているとも言いかえられます。

    独りよがりの改善には協調性が必要

    類語を見てみると独りよがりも言い方や見方さえ変えれば悪いものではないと思えてきますが、それだけでは改善出来ないのも事実です。

    独りよがりの全てが悪いというわけではありませんが、それを武器やアイデンティティとしていくならば、少なからず対義語である協調性を身につける必要が出てきます。

    いくら対義語である協調性を意識したとしても、もともと独りよがりな性格の持ち主が簡単に改善するのは難しいものですが、少しずつ意識をしていけば確実に協調性は身につくものです。

    もし、自分に直したい部分が具体的にあるのであれば、独りよがりの意味を大きく捉えるのではなく、類語に注目をして、さらにその上で対義語に注目をしてみると具体的な改善案が見つかるのでおすすめです。

    対義語は自分とは真逆の性格や真逆の考えを映す鏡であると言っても過言ではないため、独りよがりの改善を考えている人は協調性をはじめとした対義語に注目をしてみてください。

    そういった対義語をプラスすることによって、独りよがりという印象もプラスのものに変えられ、いずれ武器として自分の魅力になっていくでしょう。

    独りよがりになってしまわないように

    独りよがりになってしまわないためにも、特徴だけでなく類語や対義語、使い方を意識して言葉への理解を深めていくことが大切です。特に類語や対義語は自分が進むべき方向性を定めてくれるものとなるため、独りよがりになりたくないという人は日頃から意識しておくと良いでしょう。

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