2018/12/27
新川理沙
2018/11/24 更新
あなたの周りに読書家はいますか?読書は知識が増えるだけでなく、思考回路を刺激するのにも役立ちますよね。大人になった今こそ読書の重要性を実感する方も多いのではないでしょうか?今回は、読書家の特徴や読書家になるための方法についてご紹介していきます!
本や書籍を読むのが好きな人を一般的に読書家と言います。趣味が読書であったり時間があれば読書をしたり、読書家の人はとにかく本を読む事に熱心です。読書は多様な知識を身に着け、学習する事においては非常に有効な手段でしょう。
しかし、全ての人が読書家なわけではありません。では何冊読書をすれば読書家と呼ばれるのでしょうか。読書家のメリット、デメリットや読書家の特徴をこの記事では紹介していきましょう。
読書家と呼ばれる人は、ただ本を読む事から読書家と言われる様になったのでしょうか。読書家に共通した性格や傾向はあるのか。読書家と呼ばれる人の特徴を7つご紹介していきましょう。
読書家の人は自分の知らない物や世界を知りたいという好奇心が旺盛でしょう。それまで特に興味の無かった事も、本を通じてより知りたいという欲求が湧くこともあります。読書家は物事に対して「なぜ?」と疑問を抱く瞬間が多く、疑問を本を読む事で解消しているのです。
読書家にとって本を読む事は単純に知識を得るだけだはなく、自分の視野を広げる為の行為でもあります。読書家は常に物事へ好奇心を寄せている特徴があるでしょう。
本を読むという行為は、常に頭の中でイメージを膨らませながら文字を目で追います。ですので本を日常的に読む読書家は、頭の中で物事の想像や発想が非常に豊かであるという特徴があります。
また、文字を読み解く際の感情や状況をイメージする力は、日頃から物事を多角的に捉えられる視点を養っています。読書家の発想力は無限に広がる為、クリエイティブな表現も得意とするでしょう。
読書家は常に冷静な視点で物事を捉える特徴があるでしょう。読書は様々な状況や心理をイメージしながら読み進めるので、現実に何かが起こったとしても周囲の状況や心理を整理し、物事を進めていく特徴があります。
また、知識量の多さからその状況に何が適切であるかを瞬時に判断する力を持っています。読書家は、その冷静な判断力で周囲から頼られる事も多いのではないでしょうか。
読書家は思考に没頭しやすいという特徴があります。本を読むことで他者の考えに触れたり新たな思考の発見をしたりと、自分には無い考えを深く追求しようとします。本を読んでいて気になる事柄を見つけると、つい考えに耽てしまう特徴があります。
また物事を多角的に見る視点の持ち主で、問題を解決する能力に長けているという特徴もあります。読書家は常に脳をフル回転させ、日常的に物事を追求し考える事を楽しいと感じているでしょう。
読書家は、本を読んでいる時の集中力が非常に高いです。それと同様に自分が好きな物事に対しても意欲的な行動を見せる特徴があります。自分が興味のある物事に対し「もっと知りたい」という欲求が強く、様々な本を読み知識を深める事もあるでしょう。
ただ集中力が高い分、周囲の状況が目に入らない事が多く好きな物事以外には無頓着な特徴があります。読書家は物事に対して興味があるか無いかで態度が分かれやすいという特徴があると言えるでしょう。
読書家は本を読みつつ常に頭で文字をイメージしているので、頭の回転が速いという特徴があります。また知識量も豊富なので、答えを導き出す為の術を頭の中に幾つも持っているのです。頭の回転の速さは、物事を決定する決断力にも大きく影響します。
その様に読書家は決断力と豊富な知識から仕事なども効率的にこなし、周囲からの評価も高い傾向があります。頭の回転が速いという特徴は、読書で培われたところが大きいという事が言えるでしょう。
これまで挙げた特徴を見ると、読書家の人は総じて所得が多い傾向があるでしょう。読書家は思考を好み、自分の目標への計画や仕組みを効率的に組み立てる事が出来ます。自分の興味のある事を納得するまで調べ、意欲的に取り組む姿勢は様々な仕事にも共通していると言えるのです。
この事からも分かる様に所得の高い人には読書家が多く、日々何冊も本を読み学びたいという姿勢を持ち続けている特徴があるのです。
一体本をどんなペースで何冊読めば読書家と言われるのでしょうか。「読書家は一日何冊?年に何冊読んでいるの?」その様に読書家と呼ばれるには何冊を基準にすればよいのかという疑問をこちらで見ていきましょう。
読書家の基準は非常に曖昧ですが、ざっくりとした基準で言われているのは年に100冊以上の読書がひとつのラインとなっている様です。本来の読書家が持つ意味として「よく本を読む人、熱心に読書をする人」があります。
熱心に読書をする人という表現は、自分の時間の中で手が空く時間には良く読書をしているという意味合いで捉える事ができるでしょう。そうすると読書家は大体3~4日で1冊ペース、月に7~8冊を読んでいる事になります。
ただ読書であれば何でも良いという訳ではなく、雑誌や漫画は含まれず活字であるという事が読書家の条件となります。そしてただ闇雲に冊数だけ稼ぐ読み方をするのではなく「どれだけ本を読むという事を大切にしているのか」というのも読書家の基準になるのではないでしょうか。
何冊読んでも中身が残っていなければ読書家とは言い難いでしょう。真の読書家は何冊読んだという事も重要ですが、読書への熱意が最も大切と言えるでしょう。
世間一般的に「読書は良いものだ」と言われていますが、具体的にどの様なメリットがあるのでしょうか。本を読む人と読まない人との差とは?またメリットだけだはなく、読書によってどの様なデメリットがあるのかもご紹介していきましょう。
読書をする事で語彙力、国語力などの能力が非常に優れます。読書で得られた語彙は文章を書いたりするだけではなく、人とのコミュニケーションや思考を深める事に役立ちます。人は頭で思考する場合、語彙によって変換され考えが広がります。
語彙が身に付くことにより、思考をまとめたりアイディアを提案するなどの繋がりが生まれるのです。何より本を読む人と読まない人との語彙の差は大きく現れるでしょう。読書はメリットも多様であり、日常生活において非常に役立ちます。
読書は本の内容を論理的に解釈しながら読みすすめるものです。本を読まない人との思考の差は大きく、本を何冊も読む事で情報を論理的に整理し、冷静にその状況や感情を読み解き結論付けていきます。その様な特徴は問題解決力にも良い影響を及ぼし、何か問題が起きた状況でも最善の方法で対応する事が出来るでしょう。
また論理的思考は人の感情を読み解く事にも役立ち、円滑にコミュニケーションを図れるというメリットもあります。
読書は自分がまだ見ぬ世界を知る事が出来ます。新しい知識を得るだけではなく、実際に行動するきっかけにもなるのです。読書は本の中だけで体験するのではなく、そこで得た情報を生かし新たな価値観を発見する事が出来ます。
世界が広がる事で日々の充実度は高くなり、心豊かに過ごせるというメリットもあります。読書は日々の中で様々な気付きをもたらし、多様な繋がりを生み出してくれるでしょう。
本を読むとどうしても視力に影響が出るというデメリットがあります。特に何冊も読んでいる読書家は、朝から晩まで時間の許す限り読み続けてしまいます。その間中、目を休める事もなく活字を目で追い続けるので、当然目の疲労は蓄積するというデメリットが生じます。
読書をする際は明るい場所で読み、途中で休憩を挟むなど目に負担のかからない様心掛ける事も大切です。
読書は本代がかかるというデメリットがあります。本を買う場合は読むペースが早ければ早い程、お金がかかってしまいなかなか買いにくいという人も多いでしょう。読書家だからと言って、何冊も本を買う事で家計を圧迫してしまっては本末転倒です。
月に買うのは何冊までと決めたり、図書館や古本屋などの利用でお金を掛けなくても読書を楽しめる方法はあります。無理のない範囲で読書を楽しむ事でデメリットを解消しましょう。
本を読む事で知識量が増えるというメリットもありますが、情報量の多さに自ら知識を選択しなければならないというデメリットもあります。何冊もの本の中で何が事実で正しい情報なのかという事を判断し知識を蓄えなければ、誤った知識をどんどん蓄積していく事になります。
現代は読書だけではなく様々な情報が溢れている時代です。読書のデメリットを理解し、同様に情報を選択する事で自分に価値のあるものになるのではないでしょうか。
読書家になりたいと思っていても「読書をする時間が無い」と感じている方は多いのではないでしょうか。では日常に読書をどの様に取り入れる事が出来れば読書家になれるのでしょうか。読書家になる為の方法をご紹介していきましょう。
読書家になる為にはまず環境作りが非常に重要です。本を読まない人の特徴として、読書環境が整っていないという人が多く見受けられます。読書は集中力が求められる為、携帯やテレビなどの誘惑を遠ざける必要があります。携帯を手元に置いておくとついつい見てしまうというデメリットが生じるので、出来る限り見れない環境を準備しましょう。
また、始めは自分のリラックスした状態で本を読むなど、楽しいと思える環境を整えましょう。これを続けていると、自然と読書空間をつくる読書家になれるでしょう。
本を読まない人の特徴として、本を手に取るという習慣が無い事が挙げられます。まずは1日のどのタイミングでも良いので、1回は本を開く様にしましょう。そこで1行でも良いので読む事を日常的に継続していきましょう。
まずは1ヵ月に何冊、1日に何ページと目標は立てず、その時の気分で読み進めてみて下さい。あまり目標に縛られすぎると、継続しないというデメリットが生じる可能性があります。読書家は毎日の読書を習慣づける事から始まります。
読書家になりたいからと言って、最初から難解そうな本を読み進めても途中で辞めてしまう可能性があります。読書家になるにはまず始めの1冊が重要になります。自分が興味のあるジャンルや読みやすい小説、エッセイなどから始めてみるのも良いでしょう。
読書家は本を沢山読む人を指しますが、その本のジャンルは活字であれば特に問わないという特徴があります。まずは本を好きになる事が読書家への一歩です。自分の好きな1冊を手に取ってみましょう。
読書家は時間の隙間を見つけては本を読む特徴があり、常に持ち歩いている方が多いでしょう。電車や待ち時間などちょっとした時間に本を読みたいと思っても、わざわざ買うという人は少ないでしょう。特に移動中などは、本を読むことで他者との空間を切り離す事が出来るというメリットもあります。
また、読みたい時に読めると言うのはモチベーション維持にもなり、読書を継続する為に非常に有効的です。何冊も鞄に入れておく必要はなく、自分のお気に入りの1冊をいつもの鞄に入れておくだけで読書家の様な習慣が身に着いてくるでしょう。
本を読まない人は本屋へ行く習慣が無いという特徴があります。インターネットショッピングや電子書籍の普及で本は非常に読みやすくなっていますが、本を読まない人にっとては何の本を選択して良いかがわからないというデメリットもあるのではないでしょうか。
本屋は直接本を手に取って内容を確認出来るだけではなく、様々なジャンルに興味を持つきっかけにもなるでしょう。何冊も並ぶ本屋でじっくりと本を選べる環境は、読書家へのきっかけにもなるでしょう。
読書家と言われる有名な芸能人は意外とたくさんいます。みなさんの知っている芸能人や有名人は何人いるでしょうか?
お笑い芸能人のピース又吉(またよし)さんは、よしもとに所属しボケを担当しています。テレビ番組をレギュラーで出演したり、ドラマや映画への出演もある又吉さんは、日本に住んでいる方なら一度は名前を耳にする有名人ではないでしょうか?
芥川賞を受賞した「火花」の著者又吉さんは、言わずと知れた読書家有名人です。お笑い芸能人初の芥川賞受賞作家でもある彼は、見た目のイメージ通りの文学者ともいえるでしょう。作家活動を続けている彼は通算3000冊以上の本を所有している有名人です。
そんなお笑い芸能人又吉さんが好きな作家は「太宰治」だそうです。「太宰治ナイト」というイベントを主催するほど好きという彼は、芸能人のなかでもきっての読書家有名人です!
続いてもお笑い芸能人枠からご紹介します。サンミュージックプロダクションに所属するメイプル超合金のボケ担当カズレーザー。赤い服に金髪がトレードマークのカズレーザーさんは、バラエティを中心にCM等にも多数出演している有名人です。テレビで目にする方も多いのではないでしょうか。
そんなカズレーザーさんも年間200冊以上も読破する有名人読書家です。ちょっと変わったポリシーを持っているようで、一度読んだ本は後輩にあげるか古本屋に売ってしまうと語り、もう一度読みたくなった場合は再度購入するそうです。
続きまして読書家有名人は、アイドルグループジャニーズに所属するV6の岡田 准一(おかだ じゅんいち)さんです。歌手、タレントとしての活動もさることながら俳優としての活動も華やかに行っている芸能人です。
10代の頃は1日2冊のノルマを自分に課し、読書をしていたという強靭ぶりです。そんな岡田 准一さんは当然幅広いジャンルに精通していて、歴史から絵本まで多種多様に読破してきたという読書家です。
好きな本は「燃えよ剣」、「坂の上の雲」などの長編大作から「さる・るるる」などの絵本まで多種多様にわたります。アイドルの中の読書家有名人と言えるでしょう。
続いての読書家有名人は、ホリプロ所属の日本のお笑い芸能人 三村 マサカズ(みむら まさかず)さんです。さまぁ~ずのツッコミ担当で相方は大竹一樹さんです。多数のバラエティ番組でMCをこなす有名人です。
芸能人であるウッチャンナンチャンの内村 光良さんが驚く程の読書家で、書店にある新刊の平積みは大体読破しているという読書家っぷりです。本を読む為に早起きする事もある様で、毎月読みたい本が無いか必ずチェックするそうです。
本人は至って人並みの本好きと控え目の様ですが、その読書量は読書家有名人と言っても過言ではないでしょう。
続いての有名人読書家は、プロダクション人力舎所属の日本のお笑い芸能人 光浦 靖子(みつうら やすこ)さんです。相方は大久保 佳代子さんでコンビ名はオアシズです。バラエティ番組でよく目にする芸能人の光浦 靖子さんも読書家として有名人です。
小学校の頃、図書館で本を借りると貰えるシールが嬉しくて読書をする様になり、気が付くと読書家になっていたと言います。本を読む時は「己を捨てる」と言う位、読書に没頭する様です。
あくまで読書は自分が本に合わせ文章のリズムに乗る事が大切だと語っています。そんな光浦 靖子さんは、基本的に家で読む事が多くほぼ小説しか読まないそうです。しかし夢中になると眠れなくなる程の読書家であるそうです。
続いての読書家有名人は、日本の女優 蒼井 優(あおい ゆう)さんです。イトーカンパニー所属の日本の映画「フラガール」「花とアリス」などやドラマ、CMと様々な場面で大活躍の芸能人です。
蒼井 優さんはデビュー当時かなりの人見知りで、なかなか他の芸能人とコミュニケーションが図れず休憩中などはずっと読書をしていたと言います。常に本を持ち歩き、暇さえあれば本を読み、お気に入りの本は何度も読み返すという読書家です。
映画と本さえあれば何もいらないと言う程の読書家の芸能人で、過去6回以上読みノートに書き写す程お気に入りの本は福岡伸一の「生物と無生物のあいだ」と語っています。
読書家は本が好きで読書をしている方が多いですが、読書がもたらす影響は非常に大きいという事が言えます。読書家のメリットは多様であり、読書は人生観を変える大きなきっかけにもなります。
また読書家になる為には、本を読む事は勿論ですが自分の時間を見つ直す事にも繋がります。まずは自分が読みたいと興味のある本をゆっくり読む事から始めましょう。年間100冊という読書家の基準はありますが、最初は気にしなくて大丈夫です。
ただ読書家になりたいと言うのではなく、本を読む事をどれだけ楽しめるかが読書家になるには大切なポイントと言えるでしょう。読書を楽しみながら知識や教養を深め、あなたも読書家になりましょう。
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