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    信じる者は救われるの意味は?信じる者は救われるの言葉に迫る!

    「信じる者は救われる」という言葉を、一度は耳にしたことがあるはず。しかし、この言葉はどこから来ているのか知っていますか?また、そもそも信じる者は救われるという言葉が指している、信じる対象はなんでしょうか?今回は「信じる者は救われる」という言葉を解説します。

    信じる者は救われるはどういうこと?

    みなさんも一度は耳にしたことがあるであろう「信じる者は救われる」というフレーズ。いったいなにを信じればなにが救われるのでしょうか?

     

    一般的には、様を信じ信仰心を持てば、自分の未来が救われるという風に考えられているようです。一方で、信仰する対象や願いは人それぞれ違い様々な解釈ができます。

     

    信じることで得られる人生や死後の世界、来世でのメリットは、本当にあるのでしょうか?今回は、まことしやかに囁かれてきた「信じる者は救われる」の実態に迫っていきましょう!

    信じる者は救われるという言葉はどこから生まれた?

    「信じる者は救われる」とは、いったい誰の言葉なんでしょうか?
    言葉の歴史を振り返っていきたいと思います。

    みなさんもぜひタイムスリップの旅におつきあいください。

    聖書の言葉

    「信じる者は救われる」は、キリスト教聖書ローマの信者への手紙に書かれている言葉です。「信じる者は救われる」の「信じる」対象は、神(HIM)、イエス様を示しています。他にも様々な表現にて聖書のいたるところに類語や類似表現があります。

    そして、「信じる者は救われる」の「信じること」は、人間は皆、罪を犯しているが、イエス様による贖いの業、すなわち”私たちの罪の為に十字架にかかって死んでくださったこと”を感謝し、その後3日目に復活されたことを信じることなのです。

    「信じる者は救われる」の「救われる」とは、イエス様を信じたことにより、神様から罪のない人間と認められ、神様の加護を得て、平安な日常を過ごし、安らかに死後の世界へも導かれるということです。

    「信じる者は救われる」の語源は、聖書の言葉でした。しかし現在では、キリスト教や宗教に限定されることなく、より広義的な意味で解釈されています。類語表現も多く存在しています。

    信じる者は救われるとはどういう意味?

    「信じる者は救われる」は、キリスト教から生まれた言葉ですが、日本へ輸入され、日本独自の解釈がなされるようになりました。では、「信じる者は救われる」というのは昨今どういう意味を持っているのでしょうか?

    信じるの定義とは

    「信じる者は救われる」の「信じる」とはどういう意味を持っているのでしょうか’?ここでみなさんに1つ質問させてください。

    今、あなたが信じている人や信じていることはありますか?

    信じるとは、信じる対象に対し、信頼を寄せ、全面的に尊重し、思いを強く持ち続けることではないしょうか?

    信じるの定義は、人それぞれ違っていて当たり前のことだと思います。もともと宗教から生まれた言葉ということもあり、キリスト教や派生したイスラム教のような一神教を信仰する敬虔な信者は、全知全能の神として崇めています。

    もっと簡単な言葉で表現すれば、神をパーフェクトな存在と捉えています。類語を上げるとすれば、「完璧」です。神様を信じる者は救われると考えている方も多くいらっしゃるでしょう。聖書やコーランなどを真剣に読み、信じているのです。

    一方で、ヒンズー教や日本人になじみ深い神道は、多神教とされており、神様にも個性があり、完璧ではないことを教えています。

    それでは、無宗教の人たちが何も信じていないかと問われれば、それはもちろん違います。己を信じることを大切にしている人もいれば、尊敬する人を信じている人もいるでしょう。

    時には、迷信や誰かの言葉を信じることもあるでしょう。
    また、ある情報に対して、信じるか信じないかを決めるのも自分次第なのです。

    信じる者は救われるという言葉の信じる対象は何?

    さて信じる定義は、人それぞれ異なることをお話ししてきましたが、信じる者は救われるのメジャーな信じる対象をご紹介していきます。

    ①神様

    「信じる者は救われる」の信じる対象として一番メジャーなのは、やはり「神様」ではないでしょうか?神様がいると信じるか、いないと思っているかは、誰しも1度は友達や家族で話したことがある話題ではないでしょうか?

    苦しい時の神頼みとは、うまく表現したものですが、人々は古より神を信じ、救いを求めてきました。聖書なお経など聖典と呼ばれる宗教書物も古来より多くの人が信じてきました。

    ②自分自身

    最終的に信じなければいけないのは、自分自身です。有名なスピーカーの多くが残してきた言葉に、「自分の内なる言葉に耳を傾け、自身の直観や思いに自信を持つ」ことが大切だと唱えられています。

    他人の意見に惑わされ、自身を見失うことは非常にもったいないことです。先ほど、一番メジャーに信じられてきたものは、「神様」だと語りましたが、「信じる者は救われる」の信じる真の対象は、「自分自身」なのではないかと思い考えさせられます。

    こう考えれば、信じるの類語として、自信や直観など加えてもいいかもしれません。

    ③祖先の知恵や迷信

    宗教という考えが普及するよりも以前は、アニミズムと言われる精霊信仰や祖先崇拝と呼ばれるものが中心でした。現代の日本においても祖先の知恵は、残されています。

    たとえば、「夜に爪を切ると親の死に目に会えなくなる。」や「夜口笛を吹くと、蛇がでる。」など、昔の言い伝えが地域ごとに根付いています。信じる信じないは人それぞれですが、親から子へ受け継がれてきました。

    また、都市伝説や迷信を信じている方も多いのではないでしょうか?〇〇をするだけで痩せられる。など甘い言葉には誘惑されてしまいます。

    ④風水

    さあ、日本でも一定の人気があるのが風水です。風水を信じて実践している人も多いのではないでしょうか?自分自身信じていなくても、あなたのまわりにいる人で風水好きの人がいるかもしれませんね。

    宗教とは対立しているように見えて風水は、類語というよりかは同じグループなのかもしれません。本屋さんへいくと必ずといっていいほど、風水関連の書籍を目にします。

    風水とは、古代中国の思考で、気の流れから生み出された運気やパワーを上げる方法の一つです。現在では、日本でもいろいろな流派が存在しています。

    風水で有名なことといえば、西に黄色のものを置くと金運が上がる、玄関は常に清潔にしていなければならないなど、他にも水回りに時計やカレンダーなどを置かないなど、細かに決まっているようです。

    信じないとどうなる?

    「信じる者は救われる」よく耳にしてきた言葉ですが、よく考えてみると意外に理解することが難しいフレーズです。信じる者は救われる、信じないものは救われないということも起こりうるのでしょうか?

    悲しい歴史

    ひと昔前は、宗教と科学の間にて対立が発生しておりました。当時は、聖書を信じていないものは、厳しく罰せられた過去もあります。有名な話では、地動説を唱えたガリレオが天動説派に捉えられ、投獄されたことです。

    当時は、天動説といい地球を中心に太陽が回っていると考えられていました。そこでガリレオが、太陽を中心に地球が回っていることを証明し、地動説を唱えたところ、宗教家や周りからひどい扱いを受けてしまったのです。

    聖書には、素晴らしい教えがある一方で、時には裏目になってしまうことがあります。
    その他にも魔女裁判などが流行った地域では、誤った認識のまま信じられ悲しい歴史を作ったケースもあります。

    自由な現代

    時を戻して、現代はというと、国や地域にもよりますが、基本的な人権が尊重され、自由な思考を持てるようになりました。

    日本で限定して考えると、信じる者は救われるというのは当てはまる人もいれば、当てはまらない人もいるでしょう。その逆に、信じなければ救われないという事実もありません。

    信じる者は救われるというのは科学的に証明はされているの?

    さあ、宗教は科学とは常に相反するものとして捉えられているイメージが強いですが、
    「信じる者は救われる」という科学的な根拠を探してみましょう。

    プラシーボ効果

    信じることでメリットが得られるケースもあります。例えば、「病は気から」と言われることがありますが、違う用法の薬でも良くなると言い聞かせてから飲めば、本当に治ってしまうこともあるようです。

    科学的な言葉で表現すれば、「プラシーボ効果」です。心の潜在能力の一部が科学的に証明されているのはすごいことですね。

    つらい痛みや症状を治すことができるのであれば、まさに信じる者は救われるということが証明されました。

    信じる者は救われるという言葉の通りに信じれば、上手くいく?

    「信じる者は救われる」の意味はたいぶ理解できてきました。さて、信じることは、信じる者にどれほどの力を与えてくれるのでしょうか?

    精神の安定や安らぎが得られる

    生きづらいと感じることが多々ある現代社会を生きる私たちにとって、時にはなにかに縋りつきたくなる時があります。無宗教派が多いとされている中で、大人になってから改宗したり、洗礼を受けるという方も少なくありません。

    また、日本に古くから根付いている神社仏教は、コンビニの数よりも多く存在しているというから驚きです。宗教は、人々に安心を与えてくれる場合があります。

    神様を信じ、実際に行動することによって精神的安定剤となり、救われたと感謝している人はたくさんいます。

    もちろん信じることは、宗教だけに限りません。迷信だって信じて行動をすれば、実際に効果が得られるものもたくさんあります。

    また、目に見えないものを信じられる力を持つことは、素敵なことです。大地震が起きた際SNSで、”Pray for Japan(日本のために祈ろう)”という合言葉が生まれました。祈りの力は、大きな団結力となります。

    類語や共起表現

    信じる者は救われるの信じるの類語は、「信頼」や「信用」といった二字熟語から「頼りにする」「支えにする」など多岐に渡ります。信じるという言葉には、あふれるパワーが宿っています。

    「夢を信じて、追い続ける」「才能とは、自分自身を信じることである」
    「愛することのほとんどは信じることである」
    「自分信じるその勇気が素晴らしい世界へ出会える」

    信じるの類語と併せて名言なども探してみてください。自分を信じることの大切さと、信じたことによって得られる効果に、新たな発見があるかもしれません。

    信じる者は救われるという言葉は恋愛にも使える?

    恋愛に関して、不安を覚えている人は多くいます。信じるものは救われるの信じる対象は、恋人やパートナーに置き換えることも可能です。

    そんなあなたも信じれることができれば、幸運が舞い込んでくるかもしれません。
    信じる者は救われるは、恋愛にも有効なのです。

    相手のことを信じる

    自分を信じることが簡単な人もいれば、難しい人もいます。でも考えてみてください。
    自分を信じることができない人が、他人のことを信じられるようになるでしょうか?
    それは、きっと難しいですね。潜在意識は、自身の行動にも大きな影響を与えています。

    自分を信じるためには、まず自分の内面を見つめ少しの時間自分の心とお話してみてください。そうしているうちに自分が本当にしたいことがクリアになってきます。信じることは、その人や物事を見つめ、真実を見出そうと心がけることでもあります。

    お互いを信じ、認め合い、助け合うこの一連の行動に大きな意味が隠されているのかもしれません。

    信じても、信じなくても大切なのは幸せ

    信じる者は救われるという言葉は、決して嘘ではないでしょう。自分を信じることは、自分を理解することでもあります。自分が本当にやりたいことは何なのか?今の自分は、楽しんでいるか、この機会に自分と向き合う時間を作ってみてください。

    自分の人生を作るのはあなた自身です。時には、誰かを信じたために傷つき後悔することもあるかもしれません。そんなときの自分を信じてあげてください。すべては自分の糧となっていきます。

    時には、先人たちが残してきた言葉や知恵を信じてみてください。信じる者は救われるということは、だれにでも証明することができます。

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